アンニョンハセヨ!韓国在住のゆんです。
皆さんは「B級グルメ」といわれるものをご存知でしょうか。
実はこのB級グルメと呼ばれるものは、日本に限らず韓国にも存在するんです。
そこで今回は、屋台で食べられる韓国B級グルメについて!
定番から変わり種まで韓国らしい屋台フードを紹介していくので、韓国旅行の予定のある方は要チェックです!
目次
【定番】ソウルで食べられるB級グルメ
오뎅(オデン)
韓国のB級グルメで定番中の定番なのが「オデン」。
日本の「おでん」から由来した言葉で、韓国では練り物のことを言います。
同じ名前のおでんでも、日本のおでんとは少し違うのが韓国のオデン。
基本的に韓国のオデンは練り物が串に刺さっていて、焼いたり煮たりして食べられます。
屋台おやつの定番で、どんなところでも目にするほど。また練り物にソーセージが挟まっていたり、種類はたくさんあります。
食べ方のスタイルは基本立ち食いで、一本500ウォンくらいから購入できます。
オデンを購入すると一緒にオデンスープが貰えるのですが、スープの唐辛子がいいアクセントになっていてとっても美味しいんです!
冬に韓国に行くなら特に食べていただきたい、B級グルメです。
닭강정(タッカンジョン)
タッカンジョンとは食べやすい一口大のから揚げに、甘辛い真っ赤なソースがかかった食べ物。
見た目は真っ赤なので辛そうに見えますが、甘いソース(水あめ)もかかっているので意外と辛いものが苦手な人でも食べれちゃいます。
外側はカリッカリで中はジューシーなのがタッカンジョンの魅力。
一度食べたらやみつきになってしまうB級グルメの一つです。値段は3000ウォンから5000ウォンほど。
핫도그(ハッドグ)
最近は日本のお祭りの屋台でも食べられる「ハッドグ」。
韓国好き以外のなかでも人気なので、今や知らない人はいないのではないかというほど。
見た目は日本の「アメリカンドッグ」に似ていますが、味は本当にさまざまな種類があります。
とくに人気でおすすめなのが「チーズハッドグ」。たっぷりチーズが入っていて、チーズがびよーんと伸びるのも面白い!
チーズハッドグだけでなく、ハッドグにポテトがたくさん付いている「カムジャハッドグ」もおすすめ。
ハッドグの値段は1000-2000ウォンほどなので、気軽に食べられます。
닭꼬치(タッコチ)
日本の焼き鳥とはちょっと違った、韓国式の焼き鳥「タッコチ」。
「鶏肉やネギを串に刺して焼いたもの」ということは日本と一緒なのですが、韓国は韓国らしく甘辛いソースが付いているものが多いです。
最近は激辛のソースが付いているブルタッコチ(激辛焼き鳥)が特に人気で、値段は一本1500ウォンから3000ウォンほどです。
場所としては観光地の屋台であれば、どこでも食べることができるでしょう!
붕어빵(プンオッパン)
冬になると街中にたい焼きの屋台がたくさん現れます。
日本では「たい」ですが、韓国では「붕어빵(プンオッパン)」つまり「ふな」なんです。
日本のたい焼きが韓国に渡って、韓国でも人気になったといわれています。
韓国のたい焼きは日本のたい焼きと比べて、生地がカリカリに焼かれていて中身もあんこやカスタードなどさまざま。
またB級グルメということもあって値段もリーズナブル。
お店によって違いはありますが、5-10個ほど入っていて日本円で2,000ウォンから3,000ウォンくらいで食べられます。
一度食べたらやみつきになること間違いなしのグルメです。
계란빵(ケランパン)
ケランパンは韓国の菓子パンで、日本語にすると「卵パン」。
見た目は日本の今川焼きに似ていますが、あんこなどは入っていなく卵が入っていることが特徴。
パンは優しい甘さがあり、特に小さな子供が好きそうな菓子パンです。
懐かしい味のするケランパンは価格もとってもお財布に優しく、200円から300円くらいで買うことができます。
호떡(ホットク)
韓国のおやつの代表格で、日本でも有名な「ホットク」。
日本のコリアンタウンなどで食べることのできるホットクの具材は、あんこやチーズなどさまざま。
ですが本場韓国のホットクは、やはりシナモンと黒砂糖を生地で包んで焼いたものがポピュラー。
ですが最近ではいろんな味のホットクが食べられるようになりました。
また少ない油で焼く基本タイプや揚げ焼きタイプなど…本当に様々なものがあります。
価格も100円台から300円ほどで、とってもリーズナブルに食べることができます。
ホットクを食べたいときは、有名観光地の「ミョンドン」「南大門」「仁寺洞」などで気軽に購入できます。
おすすめは南大門にある「チャプチェホットク」。もちもちの生地にチャプチェが入っているおかずホットクで、とってもおいしいですよ!
마약김밥(マヤッキンパッ)
韓国風海苔巻きとして日本でも人気のキンパ。
普通のキンパももちろんB級グルメとして食べて欲しいものではありますが、韓国に行ったら食べてもらいたいものが「麻薬キンパ」。
麻薬キンパとは一般的なキンパよりも小さなキンパで、具材もとってもシンプルなものが使われています。
小さくて具材もシンプルではありますが、やみつきになるということで麻薬キンパという名前がついたのだとか。
麻薬キンパの元祖は、広蔵市場(クァンジャンシジャン)にある「モニョキンパ」というお店。
一人前3000ウォンというリーズナブルな価格で食べることができます。
토스트(トストゥ)
日本のトーストといえば、焼いた食パンにジャムやバターを塗ったものが定番でしょうか。ですが韓国のトーストはちょっと違います。
韓国のトーストは両面を焼いた食パンに「キャベツ」「卵」「人参」などの具材と、ケチャップや特製ソースを挟んだもの。
韓国の朝ごはんとしてよく食べられていて大人気なので、屋台の他にも専門店もできるほど。
もし屋台で買うのは少し抵抗があるという場合は、トースト専門店の「HoBong Toast(ホボントースト)」と「Isaac(イサック)」がおすすめ。
値段は挟んである具材によって変わりますが、2000-3000ウォン程です。
【変わり種】ソウルで食べられるB級グルメ
오레오츄러스(オレオチュロス)
日本でも多くの人に食べられている「オレオ」ですが、韓国でもスーパーなどで簡単に手に入れられる馴染みのあるお菓子。
そんなファンの多いオレオが、チュロスになって韓国の屋台で売られています。
最近では原宿や新大久保などでもオレオチュロスが食べられるそうですが、オリジナルは韓国のミョンドンにある屋台なのだとか。
食べてみるとふわっとした食感がとっても美味しく、値段は一つ3500ウォン。
랍스터구이(ラブストグイ)
変わり種B級グルメとしておすすめしたいのが、ロブスター焼き。
B級グルメなのに、高級食材が食べることができるというところも魅力的。
日本ではなかなか食べることのできないロブスターなので、旅行の記念に贅沢に一度食べてみるのもいいですよね!
ぷりぷりの身がおいしいと話題になっているロブスター焼きですが、お店によって違いますが15,000ウォン前後で食べることができます。
조개구이(チョゲグイ)
海鮮B級グルメでもう一つおすすめしたいのが「タイラギ焼き」。韓国語では「チョゲクイ」といいます。
タイラギは大きな貝のことで、タイラギ焼きはそんなタイラギの貝を使って身とチーズなどを焼いたもの。
海鮮好きやチーズ好きにもたまらないB級グルメで、値段は一つ10000ウォンほどです。
値段は全然優しくないですが、韓国に来た記念に食べるのもいいかなと思います!
韓国はB級グルメもはずせない!
韓国に行ってしっかりとしたお店に入って食事をするのもいいですが、屋台でローカルな味を楽しむのも旅行の醍醐味。
屋台といえば基本は安いのが主流でしたが、最近ではちょっぴり値段の張る変わり種も多くなってきました。
言葉が通じなくても何とかジェスチャーで行けるので、ぜひ挑戦してみてください!
また言葉が通じないのは無理だと思う方は、明洞へ是非行ってみてください。
簡単な日本語が喋れる方がほとんどなので、安心して注文できるかと思います。