こんにちは!韓国在住の子育て中ママ、ゆんです。
韓国に暮らしていて思うのが、韓国でも多くの日本映画が観られているということ。
日本でももちろん人気があったものが韓国でも話題になっていますが、韓国人が好きな日本映画というものがあるんです。
今回はそんな韓国の人たちに愛される日本の映画をいくつかご紹介していきたいと思います!
紹介する映画の中でみたことないものがあれば、是非おうち時間に見てみてください。
目次
バトルロワイヤル
「バトルロワイヤル」は、2000年に日本で公開された映画。
高見広春の小説「バトルロワイアル」を原作としています。この映画のキャッチコピーが「ねえ、友達殺したことある?」という衝撃的な言葉であることから多くの人から注目され、興行収入30億円を超えるヒット作になりました。
キャストにはビートたけしや藤原竜也・栗山千明・高岡蒼佑・柴咲コウなど名だたる俳優陣たちが出演しています。
日本社会の深刻な社会混乱と学級崩壊を防ぐために、全国の中学3年生の中で毎年1クラスを離れ島に移動させて互いを殺すという衝撃的なストーリー。
韓国人たちの間でもとても衝撃的で残忍なこの映画は、公開から20年近くが過ぎた今でも印象に残っている日本の名作映画の一つとされています。
キャスト
藤原竜也
栗山千明
高岡蒼佑
柴咲コウ
など
クローズゼロ
「クローズゼロ」は2007年に公開された映画で、続編である「クローズゼロII」が2009年に公開、「クローズゼロEXPLODE」が2014年に公開されました。
この映画の原作は高橋ヒロシの漫画である「クローズ」となっています。
3つのシリーズからなっている「クローズゼロ」ですが、中でも「クローズゼロII」は興行収入が30億円を超えるほど大ヒット映画となりました。
学園系の暴力ものの伝説的な映画である「クローズゼロ」シリーズは、喧嘩で見せられる最高の雰囲気が男性ファンから相当な人気を集めました。
1作目より面白いという評価を受ける「クローズゼロII」は、男性のロマンが込められた映画として、韓国の男性たちの中でも人気です。
キャスト
山田孝之
黒木メイサ
いま会いにゆきます
「いま会いにゆきます」は、2004年に日本で公開された映画。
この映画の原作は市川拓司によるベストセラーとなった「いま、会いにゆきます」というファンタジー恋愛小説となっています。
興行収入は48億円という大ヒット映画となり名を残す映画となりました。
韓国では日本の感性の終りを見せてくれる美しい恋愛映画であると人気で、特にヒロインの竹内結子の映画の中での美貌が話題になりました。
韓国でも映画のサントラと共に映画にハマってしまった人が多かったようです。
キャスト
中村獅童
千と千尋の神隠し
「千と千尋の神隠し」は、日本で2001年に公開されたジブリ映画。
宮崎駿監督が監督を務めたアニメーション映画として有名ですが、興行収入は308億円と歴史に残る超大ヒット映画となりました。
この「千と千尋の神隠し」の興行収入は、日本歴代興行収入第1位となっています。
日本での公開はもちろん韓国をはじめとしたアジア各国、ヨーロッパ・アメリカなどでも公開されて世界的に注目された映画となりました。
韓国でも映画公開当時はとても人気があったようで、今でも日本のアニメーションを見ないような人でも必ず名前は知っているという人が多くいるほど。
映画のサントラを聞くだけでも映画の世界に入り込んでしまうような魅力的なジブリ映画として大人気です。
ラブレター
「ラブレター」は、1995年に日本で公開されたロマンス映画。
韓国では1999年に公開され多くの韓国人たちに注目された映画となりました。
この映画は日本だけでなく韓国で特に注目され人気となり、劇中のセリフである「お元気ですか?」という言葉が流行語となったり、豊川悦司の関西語のセリフがパロディとして真似されたりと多くの韓国人たちに愛された映画です。
あまりにも人気があったからか、映画の舞台となった小樽には多くの韓国人観光客が訪れるほどとなりました。
キャスト
中山美穂
冷静と情熱のあいだ
「冷静と情熱のあいだ」は、2001年に日本で公開されたロマンス映画。
この映画は1999年に出版された辻仁成と江國 香織による恋愛小説が原作で、日本だけでなくイタリアのフィレンチェやミラノなどでも撮影されたことでも注目を浴びました。
韓国では2003年あたりに公開されましたが、もともと小説を読んでいるファンも多く映画も多くの人に愛されました。
また2016年にも再公開されるほどの人気で、韓国人の中で日本の名作映画の中の一つとなっています。
キャスト
陳慧琳(ケリーチャン)
ジョゼと虎と魚たち
「ジョゼと虎と魚たち」は、2003年に映画公開された映画。この映画の原作は、田辺聖子の短編恋愛小説となっています。
この映画は足が悪いためにほとんど外出をしたことがないジョゼと、大学を出たばかりの管理人である恒夫との純愛を描くストーリー。
韓国でもこの映画は愛されていて、韓国のリメイク版である「ジョゼ」の制作も決まっているほど。
ただの感動映画ではなく一味違った名作であるから、韓国の人たちにも愛される映画となったのかもしれません。
キャスト
池脇千鶴
上野樹里
南極料理人
「南極料理人」は、2009年に日本で公開された映画。
この映画の原作は西村淳の著書である「面白南極料理人」と「面白南極料理人 笑う食卓」とされています。
ウイルスすらも生存できない厳しい南極で、8人の南極観測隊員たちは1年半の間生活しなければならない状態。この映画の主人公の西村はシェフ。
厳しい環境の中で限られた材料で日本の家庭料理から豪華な晩餐まで作っていきます。
韓国の人たちにとって南極という環境であることはもちろん、そこで美味しそうな日本食、充分でない食品でも料理を作っていくその姿が興味深く感じられるのだそうです。
キャスト
生瀬勝久
高良健吾
豊原功補
そして父になる
「そして父になる」は、日本で2013年に公開された映画。
この映画は「海街diary」や「万引き家族」などで監督を務めた是枝裕和が務めています。
この映画の興行収入は32億円で、第66回カンヌ国際映画祭の審査賞を受賞し世界中で話題になりました。
6年間育てた息子が病院のミスで入れ変わった子どもだということを知った主人公は、実の子どもを育てている家族に会いに行く。
そこで生き方があまりにも違う家族と向き合うことになり、家族と息子の関係に対する葛藤に陥るというストーリー。
韓国でも2013年の年末あたりに映画が公開されましたが、韓国でも公開当時とっても評判が良く、多くの人に観られた日本映画として知られるようになりました。
キャスト
尾野真千子
真木よう子
韓国で愛される日本映画たち!
今回はおすすめの韓国映画ではなく、韓国で人気のある日本映画をいくつかご紹介してきました。
韓国に住んでいて感じるのが多くの韓国の人たちが日本の映画に興味を持ち、観ているということです。
ここで紹介した映画は日本でも人気のある映画やヒットした映画がほとんどですが、日本ではあまり話題にならなくても韓国ではヒット作となるほど人気が出ることもあるようです。
韓国人たちが好きな日本の映画という目線で日本の映画を観てみると、いつもと違った面白い発見ができるかもしれません!