こんにちは!韓国在住の子育て中ママ、ゆんです。
韓国の映画を普段から見ている方はご存知かと思いますが、韓国には戦争をテーマにした映画が多くあります。
それは現在も韓国と北朝鮮が休戦中であるためなんですが、これは日本と韓国の映画の中で大きな違いと言えるかと思います。
今回はそんな韓国映画の中で南北戦争を描いた韓国戦争映画をランキング形式でご紹介していきたいと思います。
目次
7位 戦場のメロディ
「戦場のメロディ」は、2015年に韓国で公開された映画。
この映画は朝鮮戦争時に戦地や軍の病院などへの慰問公演を行っていた、実在した児童合唱団の話をベースに作られている映画です。
キャストには人気ボーイズグループZE:Aのメンバーのイムシワンや、大ヒット映画「ビューティーインサイド」などに出演したコアソンなどが出演しています。
この映画の舞台は、朝鮮戦争中で状況が激化していた1952年。
戦争によって友人も家族も亡くして深い悲しみに沈むハンサンヨル少尉は、最前線から釜山への転属が決まる。
釜山で戦争で親を失った子供たちの面倒を見る任務に就くことになり、音楽が得意な彼はチンピラに利用されて悪事を働いていた子供たちに歌を教え、児童合唱団を結成することになります。
戦争中に子供たちと児童合唱団を結成し、指導に励む青年少尉と子供たちの絆が描かれている映画です。
キャスト
コアソン
6位 戦火の中へ
「戦火の中へ」は、2010年に韓国で公開された映画です。
この映画は朝鮮戦争中に軍に学徒動員された少年が、母に送ったとされる手紙の内容を元にして作られた映画です。
キャストには多くのヒット作に出演したクォンサンウや、BIGBANGのメンバーT.O.Pが出演しています。
またこの映画の監督は「私の頭の中の消しゴム」で有名なイジェハン監督が務めました。
この映画の舞台は朝鮮戦争中の1950年。北朝鮮の猛攻で首都ソウルも陥落した状況。
追い詰められた韓国軍は、全兵力を洛東江に集中させようとしていた。
そんな中で軍司令部の置かれた学校を託されたオジャンボムをリーダーとする学徒兵たちが、勇敢に戦って散っていった様子を描いた映画です。
キャスト
T.O.P
5位 長沙里9.15
「長沙里9.15」は、2019年に韓国で公開された戦争アクション映画。
朝鮮戦争中に仁川上陸作戦を成功させるために実施された「長沙上陸作戦」の顛末を描いた映画です。
キャストには「朝鮮名探偵シリーズ」「V.I.P. 修羅の獣たち」などに出演したキムミョンミンやアイドルグループSHINeeのメンバーのミンホ、「82年生まれ、キムジヨン」などに出演したキムソンチョルなどが出演しています。
朝鮮戦争が激化するなか韓国軍は北朝鮮の猛攻で敗走を余儀なくされた状況で、マッカーサー将軍は仁川上陸作戦とい大規模な作戦を計画することに。
この作戦を成功させるために長沙里に上陸する陽動作戦が進められ、イミョンジュン大尉と平均年齢が17歳の多くの学生兵たちが自らが捨て駒になることを自覚しながらも作戦を実行していく様を描いた映画です。
キャスト
チェミンホ
キムソンチョル
4位 オペレーションクロマイト
「オペレーションクロマイト」は、2016年に韓国で公開された戦争アクション映画。
この映画は、韓国国内の観客動員数が700万人以上という大ヒット映画となりました。
キャストには「神と共にシリーズ」に出演したイジョンジェや「ビューティーインサイド」に出演したイボムスなどが出演しています。
この映画の舞台は、朝鮮戦争が勃発した1950年。
戦争が始まってから南へと侵攻していった北朝鮮軍は、約1ヶ月で朝鮮半島の大部分を支配してしまう。
連合国軍最高司令官であるマッカーサーは、周囲から猛反対を受けながらも仁川上陸作戦を計画することに。
この仁川上陸作戦の準備段階として韓国軍諜報部隊であるチャンハクス大尉などを集め、彼たちに北朝鮮側に潜入するように指示してミッションを遂行する様子を描いた映画です。
キャスト
イボムス
3位 西部戦線1953
「西部接戦1953」は、2015年に韓国で公開された戦争映画。
韓国866万人動員した「パイレーツ」の脚本を担当したチョンソンイルが、初監督と脚本を担当した映画です。
キャストには「ファイ 悪魔に育てられた少年」に出演した子役の頃から活躍している人気俳優ヨジングや、「シルミド」「力道山」などの日本で公開された映画にも多く出演しているソルギョングなどが出演しています。
この映画の舞台は、朝鮮戦争が始まって3年の1953年。
韓国軍の伝令兵であるナムボクは、前線基地に第1級の軍事機密文書を届けるという重要な任務に就くことになる。
そんな彼だがその機密文書の入ったカバンを紛失してしまう。
その大切な機密文書を拾ったのが北朝鮮軍の戦車部隊で、唯一生き残った新人兵ヨングァン。
韓国兵のナムボクと北朝鮮兵のヨングァンが危険な対決を繰り広げる様子を描いた映画です。
キャスト
ソルギョング
2位 高地戦
「高地線」は、2011年に韓国で公開された戦争映画。
この映画はアカデミー賞の外国語映画賞の韓国代表となったり、韓国国内のアカデミー賞といわれる大鐘賞でさまざまな賞を受賞したほど、多くの人に注目を浴びた映画です。
キャストには「トンマッコルへようこそ」「10人の泥棒たち」などの作品に出演したシンハギュンや「尚衣院-サンイウォン-」などに出演したコス、「建築学概論」や「シグナル」などに出演したイジェフンなどが出演しています。
舞台は1953年の韓国と北朝鮮が激戦を展開するエロック高地。南北の境界線を争うエロック高地では、激しい攻防が続いていた。
そんなある日韓国諜報隊員のカン中尉は、エロック高地に北朝鮮軍の内通者がいるという情報を詳しく調査するため現地に赴くことに。
朝鮮戦争の激戦地とされる南北境界線にあるエロック高地で繰り広げられた攻防戦を描いた映画です。
キャスト
コス
イジェフン
1位 ブラザーフッド
「ブラザーフッド」は、2004年に韓国で公開された戦争映画。
この映画は約1200万人の観客動員数を記録し当時の動員記録を樹立したほどの大ヒット映画となりました。
またこの映画のストーリーはソウルにある戦争記念館の「兄弟の像」の実際のモデルであった、パクギュチョル少尉(兄)とパクヨンチョル下士(弟)の話をもとに作られているとされています。
キャストには「母なる証明」「アジョシ」などに出演したウォンビンや、「友へ チング」「紳士の品格」などに出演したチャンドンゴンなど、豪華な俳優たちが出演しています。
ジンテは婚約者と弟のために貧しい生活ながらも幸せな日々を送っていた。そんな中、朝鮮戦争が勃発し兄弟は強制徴用されてしまう。
兄のジンテは弟を除隊させるため軍隊で英雄になることを決意し、危険な任務を遂行し続けるという朝鮮戦争を舞台に、切ない兄弟愛を描いた映画です。
キャスト
チャンドンゴン
一度は見ておきたい韓国の戦争映画
今回は南北戦争を描いた韓国の戦争映画をランキング形式でご紹介してみました。
戦争映画ということで目を覆いたくなるような場面も多く出てきますが、日本映画にはない韓国という国ならではの映画ばかりです。
まだ韓国の戦争映画を見たことのない方は、ぜひ一度この機会に見てみてくださいね。