こんにちは、韓国留学中のあやです。韓国では人気料理の1つであるチキン。
日本のチキンとはまた一味違ってサクサクの食感や韓国おなじみのヤンニョムチキンなど、さまざまな楽しみ方ができます。
さらに韓国チキンは種類によって辛くないというのも1つのポイントで、辛いものが苦手な人にもおすすめできる韓国グルメなんです。
美味しいチキンを食べたい!けれどもチキンを買うためだけに外に出るのはだるい…。
そんなときには便利な出前アプリを使ってみませんか?
スマホ1つで注文可能!しかも速い!そんな韓国のおすすめ出前アプリをご紹介します。
目次
日本と韓国の出前は違う?
韓国の出前はなんでもあり?
日本で出前というとピザや寿司のほかに何があるでしょうか?
最近ではココ壱番屋のカレーや中華料理など出前できる料理の幅も増えてきましたが、それでも韓国のバラエティに富んだ出前メニューのラインナップには程遠いと言えます。
韓国ではネットショッピングと同じく出前文化もかなり進んでいます。
定番の「ピザ」「キンパ」などはもちろんのこと、「ポッサム」「チャンポン」「アイスクリーム」「コーヒー」「刺身」や「チゲ」まで…。
本当に注文できないものはないのでは?と思えるほど出前できるメニューが揃っています。
中でもチキンは出前の定番メニュー!どのアプリでも必ず項目に入っています。
どこでも配達OK?
日本で出前といえば家にしてもらうというのが基本ですが、韓国は家の外でも注文可能です。
例えばよく聞く漢江でチメクパーティ!というときなどには、チキンをお店で買ってくるのではなく、自分がいるその場で注文しているんです。
後ほどご紹介しますが、出前アプリで現在位置を指定すればそこに出前を持ってきてもらうことが可能!
この文化かなり便利です。
夜中でもOK?
24時間とまではいきませんが、深夜2時などかなり遅い時間まで注文できるのが韓国の出前の特徴の1つです。
急に何かが食べたくなった時、具合が悪いから外に買い物に出るのは無理…でも夜ごはんは食べたい…という夜遅い時間帯でも安心して出前注文ができます。
韓国のおすすめ出前アプリは?
韓国語で出前は「배달(ペダル)」。配達という意味でも使われています。
アプリストアでペダルで検索をかけると、たくさんの出前アプリがヒットします。
その中でも韓国人もよく使っているおすすめを3つご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
会員登録不要で使える「요기요」
一番おすすめしたいのが「요기요(ヨギヨ)」という出前アプリ。おそらく韓国で知らない人はいないのでは?と言えるほど人気のアプリです。
なぜおすすめしたいのか…それは日本アカウントでも利用できるからです。
韓国のアプリでは携帯のショートメールを使った認証コードで会員登録をさせるものが多く、そこではねられてしまうこともあります。
旅行の場合はスマホは日本アカウント、韓国の携帯番号ももちろんありません。じゃあ注文できない?
いえいえ、ヨギヨであればその心配なし!
ホテルの住所を入力すれば、そこに出前をしてもらうことができるのです。
そのため夜にホテルでチキンという夢のような出前も可能です。
アプリに日本語表記はないため韓国語が読めないという方は少してこずるかもしれませんが、美味しいチキンのために頑張りましょう!
おもしろアイテムもそろっている「배달통」
ヨギヨは出前でもスタンダードなメニューが揃っているのですが、韓国独特だなぁというおもしろアイテムも揃っているのが「배달통(ペダルトン)」です。
定番のチキンやピザなどはもちろんのこと、花束やお水などまで買うことができます。
ちなみに花束を見てみると、店舗の新規オープンの際によく見かける花輪のようなものがずらり。
こんなものも出前でできるとはなんとも韓国チックです。
ペダルトンはヨギヨと同じく日本語表記はありません。
ちなみに名前は全く違うのですが、先ほどご紹介したヨギヨの会社が2014年にペダルトンを買収しています。
そのためサービス提供しているお店が似通っているというレビューもちらほら見受けられます。
韓国人気ナンバーワン「배달의민족」
韓国で1番使われている出前アプリがこちら「배달의민족(ペダレミンジョク)」です。
このアプリが注目を集めたのはCM。今でもYouTubeで見ることができるのですが、まるで映画のような仕上がり。インパクト大の広告で注目を集めました。
もちろん支持されているのは決してCMがかっこよかったからという理由ではありません。
ペダレミンジョクの良さは、なんといっても注文できるお店の多さ。
ヨギヨやペダルトンも日本の出前から比べるとかなり充実している方なのですが、ペダレミンジョクがより種類豊富です。
種類が多いので、アプリで見ているとチキン以外の食べ物も食べたくなってしまうかも…。
実際に出前をした人の写真付きレビューなども見ることができ、どことなく安心感があります。
しかし残念ながら会員登録の際に韓国の電話番号が無ければ、はじかれてしまうという口コミが…旅行者の方だけでは利用が難しそうです。
例えば韓国に友達がいて注文してもらうなどのことができる場合は、ペダレミンジョクを使うと良いでしょう。
ホテルが出前可能か事前に確認
アプリでも出前ができるからいよいよ注文!の前に、大切なことがあります。
それは宿泊しているホテルが出前をしてよいかどうかということです。
ある程度クラスの高いホテルではルームサービスを提供しているところも多く、こうした出前サービスが不可であるホテルも存在します。
さらに安全面を考慮して、出前サービス業者が客室まで上がることを禁止している場合もあります。
またにおいがきつい食べ物が客室持ち込み不可であることも…。お部屋ににおいがついてしまうからですね。
しかしチキンの場合はあまりにおいのために禁止と聞いたことはありません。
アプリで注文したはいいものの、実はホテルでチキンが食べられなかった!ということにならないように前もってフロントに確認しておきましょう。
決済方法
韓国のホテルでも簡単にデリバリーチキン、そしてそれ以外の料理の出前も楽しめる、便利なアプリをご紹介しました。
決済はどのアプリもクレジットカードか現金を選ぶことができるため、クレジットカードを海外で使うのが不安という方も安心して現金払いができます。
出前のマナーとしてあらかじめぴったりほどの現金を用意しておきましょう。
韓国ではカード決済が主流なので、ごくごくまれに出前サービスの人が現金をあまり持っていないということがあります。
日本語でチキンの出前が可能な新サービス登場!
正直なところ上記で紹介した韓国の出前アプリは韓国の電話番号が必要だったり、韓国語のみの対応だったりとなかなかハードルが高いものです。
ですが今回日本語での注文が可能、なおかつ韓国の電話番号も必要なし!という何とも旅行者に優しいチキンデリバリーを行う「dPonトラベル」というサイトを発見!
このサービスを簡単に説明すると、チキン引換券をホームページで購入後、専用のLINEから注文するシステムとなっています。
では皆様が実際に旅行で試せるように、詳しい利用方法について紹介していこうと思います!
デリバリーサービスの利用方法
① dPonトラベルのLINEを友達追加する
以下のリンクから飛んで「LINEお友達追加」をタップして追加を行えばOK!
② 自分が宿泊中のホテルがデリバリー可能なホテルに指定されているか確認
以下のリンクにて事前に配達可能かどうかを確認しましょう。
旅行前からチキンをデリバリーしたい!とお考えの方は、ホテルを予約する際にデリバリー可能な指定ホテルを選ぶのがいいでしょう!
③ チキン引換券を事前に購入する
以下のリンクから自分の注文したいチキンを選んで「引換券」を購入します。
現在dPonトラベルで提供されているのはKyoChonチキンのみとなりますが、組み合わせも色々で計12種類のメニューが提供されているので文句なしと言えます!
④ LINEにて「チキンの注文」とメッセージを送信
1番はじめに友達追加しておいたdPonトラベルのトークに、「チキンの注文」とメッセージを送信します。
するとdPonトラベル側から「チキンのご注文」と書かれたリンクが送られてくるので、そちらをタップしてフォームを開きます。
※注文可能な時間:毎日 12:00-23:00
⑤ 専用フォームに必要事項を入力
事前に購入しておいた引換券にある「バーコード番号」と、宿泊中の「ホテル名」「部屋番号」を入力。
最後にご自身のお名前をローマ字で入力したら、「デリバリーを頼む」ボタンをタップすれば注文完了!
⑥ ロビーで待機してチキンを受け取る
dPonトラベルからチキン到着5分前になるとメッセージが送られてきます。このメッセージを確認したら1階(ロビー)に向かい、配達員の到着を待ちましょう。
ちなみに専用フォームにて部屋番号まで入力しましたが、お部屋まで届けてもらえるわけではないので注意しましょう。
より便利に進化中!
dPonトラベルのチキン出前サービスは2020年2月の時点ではβ版での提供となり、チキンブランドはKyoChonチキンのみとなっています。
また出前可能な地域は明洞と明洞周辺の指定ホテル(出前可能なホテルは100カ所以上)限定となっていますが、出前可能な地域にあるホテルであれば追加リクエストも可能なようです。
ちなみにデリバリー地域とチキンブランドは今後拡大予定のようですよ!
決まりを守ってホテルで美味しいチキン!
韓国語が話せないから…と尻込みしてしまうかもしれませんが、アプリ注文で電話を使うことはほぼなし。
出前してくれたおじさまたちとお金をやり取りすることはありますが、話すこともほぼないため比較的ハードルが低いのではないかと思われます。
ただし時折注文したメニューが品切れであった、指定した場所の近くまで来たがどうすればよいかと電話がかかってくることがあります。
その場合はホテルのフロントさんに助けてもらうというのも1つの手です。
出前が可能かどうかを確認する際に、お店に伝える電話番号もホテルの番号にしてよいかと合わせて確認しておきましょう。
そうすれば万が一電話がお店からかかってきた際にも、フロントさんを通じて会話することができるでしょう。
ルールを守って、ホテルで美味しい韓国のチキンを楽しんでみてはいかがでしょうか?