アンニョンハセヨ!韓国在住のゆんです。
旅行や留学するとなると気になるのがビザについてですが、短期間ならノービザで行けちゃうことも!
今回は韓国旅行をするときや留学をするときのビザなしで滞在できる日数や、韓国に留学するときに必要なビザ、そしてビザの申請方法など、韓国のビザについて詳しくまとめていきたいと思います。
韓国に旅行に行く人や留学する予定のある人、韓国留学に興味のある人はぜひ一度目を通しておいてくださいね!
目次
韓国旅行ノービザで滞在できる日
韓国旅行で1泊2日だとか2泊3日とか滞在するときに航空券や現地のホテルの予約などの準備はしますが、ビザの準備ってしないですよね。
韓国に旅行として滞在する際には日本のパスポートを持っている人であれば、期間は決まっていますがビザなしで滞在することができます。
ここではまず韓国を観光で滞在するとき、どのくらいの期間ノービザで滞在することができるのかまとめてみました。
韓国に観光目的で滞在するとき
滞在できる期間:90日以内
このように日本人や日本のパスポートを持っている人であれば、ビザの申請なしにノービザで90日間滞在することができます。
ただしこのノービザで滞在できるのは「観光」「商用」「会議参加」「親戚訪問」などといった目的の人のみとなっています。
もし仕事をするためであったり営利活動が目的の場合は、このノービザでは入国出来ずビザの申請が必要となるので注意。
ノービザで留学もできるの?
韓国に観光などを目的としていればノービザで90日間滞在できるということは分かりました。
ではノービザで90日間以内であったら留学もできてしまうのでしょうか?
その答えは「YES」。ただしノービザ留学がOKな場合と、ビザを申請しないといけない場合があります。
どのような場合はノービザでいいのか、またどの場合はビザが必要なのかまとめてみました。
ノービザでいい場合
・個人のレッスンを受ける場合(1日-90日以内)
・大学に1学期(90日以内)のみ通う場合
このような場合にノービザで韓国留学をすることができます。
また今までは出来なかったのですが最近はノービザで韓国に入国して、韓国滞在中に90日以上滞在することになった場合に韓国現地で、ノービザからD-4(留学ビザ)への切り替えができるようになりました。
これも一つの方法として覚えておいてくださいね!
ビザが必要な場合
・90日以上日本に一度も帰る予定がない場合
上記のような場合には、日本を出発する前にビザの準備が必要です。
ただし韓国滞在から90日が経つ前に一度日本に帰国して、また韓国に入国すると再び90日滞在することができます。
短期留学であったり一度日本に帰国する予定のある人は、無理してビザを取る必要はないです。
ですが初めから韓国に90日以上滞在する予定の人は必ずビザが必要となります。
ノービザで通える学校
ノービザで留学することができるということを紹介してきましたが、ではノービザではどんな学校に通うことができるのでしょうか?
簡単に説明するとノービザで通える学校は2種類で「民間の語学学校」もしくは「大学付属の語学堂」です。
「民間の語学学校」
民間が運営している語学学校で、有名観光地や学生街などに多くあります。
民間であるので超短期やマンツーマンなど、自分に合わせたコースを選べるのが魅力の一つ。
日本人が多く通う学校には日本人コースというものもあって、初めての留学で不安の人にも安心。
また学校のアドバイザーが日本人であったり、日本語が話せる人が多くいるので安心して留学生活を送ることができます。
「大学付属の語学堂」
有名大学付属の語学学校、通称「語学堂」。
語学堂となると長期で通う人も多くいますが、学校によっては1週間のコースや90日以内のコースなどさまざまあります。
また観光ビザでのみ滞在しようと思っていたけれど、もっと勉強したい!となったときに大学で留学ビザを準備してくれることもあります。
大学付属の語学堂なのでいろんな国籍の学生と一緒に学ぶことができます。
韓国留学に必要なビザ
ここからは、韓国に留学をするときに必要なビザの種類を簡単に紹介していきます。
韓国に留学するために必要なビザは以下の3つです。
D-4ビザ(一般研修ビザ)
語学留学として大学や語学学校に、2学期以上滞在する予定の人が必要なビザ。
1学期のみ滞在予定の人はこちらは申請できないので注意しましょう。
こちらのビザでは基本的にアルバイトはできないということだったのですが、出入国管理事務所で許可をもらえば週20時間以内、平日のみであればアルバイトができるようになりました。
また延長手続きは韓国ですることができて、最長1年半韓国に滞在することができます。
D-2ビザ(留学ビザ)
現在日本の大学に通っていて交換留学などで韓国に留学をする場合は、こちらのビザが必要となります。
こちらのビザは日本の大学側で準備をしてくれることがほとんどなので、学校側に問い合わせが必要です。
H-1ビザ(ワーキングホリデービザ)
こちらはアルバイトをしながら韓国語の勉強、韓国の観光もできるワーキングホリデービザ。
こちらのビザは「30歳以下」で「1人1回の支給」、また「1年間」という指定があります。
ちなみに「30歳以下」「1人1回支給」といったルールがあるのですが、「もう1回ワーホリビザが支給された」という話もネットでちらほら見かけます。
留学ビザの申請方法
留学に必要なビザを3種類ほど紹介してきました。
ではこの3つのビザをどのように申請したらよいのか、必要な書類と申請方法を詳しくまとめてみたいと思います。
D-4ビザ(一般研修ビザ)
申請に必要な書類
・申請書(領事館にあります)
・カラー写真1枚(3.5cmx4.5cm)
・入学許可書
・残高証明書(米ドル5000ドルまたは日本円で50万円以上)
・身元保証書(場所によって必要)
D-2ビザ(留学ビザ)
申請に必要な書類
・申請書(領事館にあります)
・カラー写真1枚(3.5cmx4.5cm)
・入学許可書
・残高証明書(日本円で約100万円以上)
・日本の大学の在学証明書
H-1ビザ(ワーキングホリデービザ)
申請に必要な書類
・申請書(領事館にあります)
・カラー写真1枚(3.5cmx4.5cm)
・活動計画書
・往復航空券コピー
・最終学歴証明書
・残高証明書(250米ドルまたは日本円で約30万円以上)
注意点
必要な書類は上記の通りですが場所によっては違う書類が必要な場合もあるので、申請に行く前に必ず一度領事館に連絡して、必要な書類を聞くことが必要です。
ビザ申請をする時間は?
ビザの申請を行うときに重要なのが領事館を訪れる時間。
領事館に行く前に電話して申請の時間の確認が必要ですが、基本的にビザの申請時間は午前の9:00-12:00です。
午後になるとビザの受け取りのみになってしまって、申請はできないことがほとんどなので注意しましょう。
ビザ申請の手数料
ビザ申請の手数料は本人が直接手続きを行えば基本的に無料です。
ビザ申請を行う場所はここ!
ビザの申請を行う場所は日本にある韓国領事館です。
自分の住んでいる都道府県によって訪れる領事館が違いますので注意しましょう。
領事館 | 管轄 | サイト |
---|---|---|
駐日韓国大使館領事部 | 東京/千葉/山梨 埼玉/栃木/群馬/茨城 | http://overseas.mofa.go.kr/jp-ja/index.do |
駐横浜韓国総領事館 | 神奈川/静岡 | http://overseas.mofa.go.kr/jp-yokohama-ja/index.do |
駐札幌韓国総領事館 | 北海道 | http://overseas.mofa.go.kr/jp-sapporo-ja/index.do |
駐仙台韓国総領事館 | 青森/秋田/岩手 山形/福島/宮城 | http://overseas.mofa.go.kr/jp-sendai-ja/index.do |
駐名古屋韓国総領事館 | 愛知/三重/福井/岐阜 | http://overseas.mofa.go.kr/jp-nagoya-ja/index.do |
駐大阪韓国総領事館 | 大阪/京都/滋賀 奈良/和歌山 | http://overseas.mofa.go.kr/jp-osaka-ja/index.do |
駐神戸韓国総領事館 | 兵庫/鳥取/岡山 香川/徳島 | http://overseas.mofa.go.kr/jp-kobe-ja/index.do |
駐新潟韓国総領事館 | 長野/新潟/富山/石川 | http://overseas.mofa.go.kr/jp-niigata-ja/index.do |
駐広島韓国総領事館 | 島根/広島/山口 愛媛/高知 | http://overseas.mofa.go.kr/jp-hiroshima-ja/index.do |
駐福岡韓国総領事館 | 福岡/佐賀/長崎 大分/熊本/宮崎/鹿児島/沖縄 | http://overseas.mofa.go.kr/jp-fukuoka-ja/index.do |
必ず知っておきたいビザ事情!
ビザの申請というもとっても難しいイメージがありますが、調べてみると意外とシンプル。
ただし一つでも書類が揃っていないと受け付けてもらえないので、必ず領事館に一度確認してからビザを申請するようにしてくださいね!