こんにちは、韓国留学中のあやです。
韓国に限らず海外旅行で迷うことといえば、服装があげられるのではないでしょうか?
韓国は日本のお隣なので気候も確かに似ているのですが、実は冬がめちゃめちゃ寒いです。
東北や北海道などに住む方々にとっては気温似ているなあという感覚かもしれませんが、ほかの地域の大部分の人が冬の韓国に訪れると「え、こんなに寒いの?!」と驚くと思います。
そんな極寒の韓国での実際のおすすめコーディネートを12月、1月、2月と分けて、ご紹介します。
目次
【冬 12~2月】の気温(氷点下)
段々とマイナス気温の日が増える12月
寒い寒いと言いましたが、では実際に韓国の冬はどれほど寒いのでしょうか?
まずは12月です。平年気温で見ると最高気温が3度、最低気温がマイナス5度となっています。
12月からマイナス気温の日が多くなってきます。雪が降ることももちろんあり、朝晩もとくに冷え込みます。
このころになると出始めるのが「ロングペディン」、日本で言うところのベンチコートです。
お尻のほうまですっぽりと隠れるロングペディンは、韓国の冬では強い味方となってくれます。
ちなみに寒がりな方は11月中旬でも着ています。
一番寒い1月
韓国で一番寒いのが1月です。平年気温で見ると最高気温は0度、最低気温はなんとマイナス10度となります。
つまり日中も0度を超えることがなく、ずっとマイナスであるということです。
この時にあってよかったと思うのがオンドル(床暖房)です。
日本の寒い地域のお家でも備わっているという床暖房ですが、本当にありがたいです…。
オンドルが無いと韓国の冬は乗り切れません。そしてもちろん12月から引き続き、ロングペディンは毎日出動!
ちなみに今年の韓国の冬はとっても暖かかったんです。雪も3回ほどしか降らず、漢江も全体が凍ることはありませんでした。
しかし2年前の2017年には大寒波!マイナス20度近くまで気温が下がることもあったようです。
最近では異常気象もあり、こうした冬の寒暖差も激しくなっています。
段々と春を感じる2月
2月も引き続き寒いのですが、「1月のように何を着ても寒い」「裏起毛などがない普通のパンツでは履いていないのと一緒」と感じるほどの身を刺す寒さは少し和らぎます。
平年気温で見ても最高気温が3度、最低気温もマイナス7度まで上がります。たかが3度、されど3度です。
寒さに耐性のある?韓国人の中にはロングペディンを着ずに、厚手のコートで済ませるという人も。
それでも人によっては十分寒さを感じると思うので、ある程度の防寒対策が必要です。
12月おすすめコーデ/ファッション
もこもこ素材で暖かく
韓国の冬の始まりでもある12月におすすめしたいのがもこもこ素材や大きめシルエットのアウターです。
このもこもこ素材というのが韓国の流行りで、毎年冬になると多くのファッションブランドから発売されています。
ブラックやピンクなどいろいろあるのですが、中でもブラウン系が人気のようです。
着てみるとどことなくテディベアのような雰囲気。手触りもよく、見た目も可愛らしいのでおすすめです。
もちろんとっても暖かいのでデザイン性のほかに機能性から考えても、ぜひ1着持っておきたいアイテムです。
個性を出したい!というときには一部分だけ素材が違う異素材ミックスのものを選ぶと良いでしょう。
「ポケットの部分だけ」「下半分だけ」など、もこもこの素材とは反対のツルッとしたパーカー素材などが使われているものもあります。
同じテイストのアウターであっても、ディティールで勝負してオリジナルのコーデを作ってみましょう。
アウターがかわいらしくなるので、ガーリーなものが良いかと思いきやパーカーなどカジュアルなものもよく合います。
ボトムスも「スキニー」「ロングスカート」など選ばないので、コーデは考えやすいかと思います。
大きめシルエットで全身を温める
腰付近までしっかり温められる、大きめシルエットのアウターもおすすめです。
ですがここで注意したいのは、大きめシルエットだからといってダボダボにし過ぎないことです。
夏であれば風通しが良いものを着たいのでダボダボでも大丈夫ですが、冬にダボダボ過ぎるものを着ると服と体の隙間が空きすぎて寒くて仕方ないです。
特に「首」「手首」といった冷えやすい部分は、キュッとタイトになっているものを選ぶと良いでしょう。
またジッパーなどで首までカバーできるアウターだと、より暖かいのでおすすめです。
ボトムスはアウターのシルエットが大きくなるので、ピタッとしたデザインのものがバランスがとりやすいです。
シンプルにデニムでも良いですし、寒さは耐えられる!という方はミニ丈のものでもよいでしょう。
色は「ホワイト」「ネイビー」「カーキ」「ブラック」など、モノトーンやアースカラー系がおすすめです。
1月おすすめコーデ/ファッション
絶対外せないロングペディン
韓国の1年の中で最も寒くなる1月にはロングペディンが欠かせません。
これがあるとないとでは大違い!着ると本当に暖かいんです。
そのため毎日ロングペディンで「暖かさが優先」、「ファッションは後回し」という感じになってしまいます。
ですが最近のペディンのカラーはとっても豊富で、「ホワイト」や「ピンク」も街中でよく見かけるようになりました。
ちなみにペディンのブランドとして、特に留学生の間で人気だったのは「SPAO(スパオ)」。
1万円を切る価格でリーズナブルなのに、カラーバリエーションも豊富。ブラックはもちろん「ホワイト」「ピンク」「ネイビー」「レッド」もあります。
韓国旅行でロングペディンが必要になったときは、ぜひSPAOをのぞいてみましょう。
丈を合わせてロングワンピ
ロングペディンに合わせて、中もロングワンピースで長さを出してみるのもおすすめです。
スカートだと寒いと思うのですが、長さがあればその分空気が入ってこないのでそこまで寒くもありません。
そんなロングワンピースの中で特に着ていただきたいのが、ニット素材のロングワンピース!
程よく女性らしいシルエットが出るんです…この良さは着てみなければわからない…!
ロングペディンは「女の子らしくない」「可愛さが出ない」という声もよく耳にするのですが、どうしても冬には手放せないアイテム。
店内に入れば暖かくロングペディンも脱ぐことになるので、中身のコーデで勝負しましょう!
少しピタッとしたニットロングワンピであれば、可愛さもセクシーさも出すことができます。
韓国ファッションサイトでは冬によく見かけるアイテムの1つなので、手に入りやすくおすすめです。
2月おすすめコーデ/ファッション
アウターをおしゃれなコートにチェンジ!
2月で少し気温が上がってくると、いよいよロングペディンを脱いでコートにチェンジ!
シンプルなものから前後で長さの違うアシンメトリーになったもの、チェックなどの柄ものもおすすめです。
しかし暖かくなったといえど、まだまだ寒い日は続きます。日によってはダウンコート着てもいいような温度になることも。
ですがそんな日によって違う温度のために、コートのほかにわざわざ分厚いダウンまで持って行きたくない…そう思っている旅行客の方が多いかと思います。
そんな方はぴったりとしたシルエットのコートよりかは少し大きめのものを選んで、中に十分着込めるようにしておきましょう。
ニットも引き続き大活躍
ニットアイテムは1月に引き続き活躍します。
こちらも本当に個性豊かなアイテムが、毎年「ファッションサイト」や「店頭」に並びます。
襟ぐりが大きく開いてセクシーにみえるものから、反対にタートルタイプで可愛らしくみえるもの。
そのほかにもタイトなデザインでラインを綺麗に見せてくれるものなど、この季節のニットは種類が豊富であれこれほしくなること間違いなしです。
ニットにはデニムやスキニーを合わせるとカジュアルに、スカート合わせるとガーリーになります。
韓国ではカジュアルタイプが多いように感じます。
ぜひ韓国旅行の際にお店ものぞいて、お気に入りのニットを見つけていただきたいです。
冬の韓国もおしゃれを楽しもう!
12月から2月の冬にかけておすすめのアイテムやコーデをご紹介しました。
極寒期にはロングペディンが必須、そしてやはりお尻の方まで長さがあるアイテムが必要となります。
おしゃれに我慢はつきものといいますが、韓国の冬で我慢していると間違いなく風邪を引きます。
アウターまでおしゃれにしようとせず、潔くペディンを着てください(笑)
冬に韓国旅行する方はしっかりと防寒をして、暖かい格好で観光を楽しむようにしましょう!