こんにちは、韓国留学中のあやです
待ちに待った韓国旅行!荷造りの時に洋服や普段使っているコスメなどは問題なく用意できますが、中には持って行こうか迷うものもあるのでは?
特にドライヤーやヘアアイロンなどの電化製品!
ホテルでなくゲストハウスなどであれば、こうしたものは揃っていないこと多く、持っていかなければならないこともあります。
しかしそうする時になるのがコンセント問題!ちゃんと使わなければ、大切なドライヤーなどが壊れてしまうことも!
それでは韓国旅行の必須持ち物である「コンセント事情」と「変圧器」について見ていきましょう。
目次
日本と韓国はコンセントが違う
日本では2つ穴のコンセントですが、韓国はどうでしょうか?
韓国もコンセントの穴の数は同じなのですが、形状がかなり異なります。
まずコンセントの差し込み口は丸型です。形が似ていることから別名「豚の鼻(돼지코)」なんて呼ばれることもあります。
ちなみに日本のコンセントタイプはAタイプ、韓国はCまたはSE(F)タイプと言われます。
ごくごくまれに!設備の整ったホテルなどでは日本と同じAタイプのコンセントが設置されていることもありますが、本当にごくまれです。
そのため、日本で使っている電化製品はまずそのままでは使えないと思っておきましょう。
電圧も違うの?
電圧については日本は100ボルト、韓国は220ボルトです。
そのため対応した電圧の電化製品でなければ、そのまま韓国のコンセントにさしてしまうと壊れてしまいます。
どのように壊れるかは物によるのですが、ひどい場合では例えば火花が散ったり、またドライヤーなどではボッと火が出たりすることもあります。
かなり危険なことになってしまうので、くれぐれも気をつけましょう!
手持ちの家電製品をチェック!
韓国ではコンセントの形も、そして電圧も違うことがわかりました。
それでは韓国に行く前に、今持っている家電製品たちは使えるのかどうかをまずはチェックしてみましょう。
スマホの充電器やバッテリー、ドライヤーやヘアアイロンなど全ての家電製品には電圧が表示されています。
この電圧表示が100V(ボルト)としか記載されていない場合、韓国では変圧器を使用しなければいけません。
次に100-240Vと記載がある場合、100ボルトから240ボルトまでに対応しているということなので、韓国でもコンセントの形さえ合えばそのまま使うことができます。
現在ほとんどの国が110ボルトから240ボルト対応のため、この表記であればほとんどの国で使えると思っておいて良いでしょう。
そしてもう1つ確認しておきたいのは「Hz(ヘルツ)」です。
日本は少し珍しく、同じ国の中でも西日本は60ヘルツ、東日本は50ヘルツに分かれています。
ちなみに世界的に見ると一般的なのは50ヘルツです。(もちろん韓国も)
ですが、アメリカとカナダは60ヘルツです。
ただしこれも今では50/60Hzとどちらも使えるようになっていることがほとんどです。
特に日本は同じ国内で異なるため、家電メーカーがどちらも対応可でつくっているんです。
そのためヘルツに関してはほぼ気にしなくて大丈夫でしょう。
手持ちの家電製品に応じて必要なものを準備!
電圧がOKなら変換プラグを
手持ちの家電製品が韓国の220ボルトでも対応可能であれば、用意するのは変換プラグです。
コンセントの形が違うため、韓国のCまたはSEタイプが必要となります。
しかし実際ホテルやカフェなどいろいろな韓国のコンセントを見てきましたが、ほぼほぼ!SEタイプです。
といいつつわたしの今住んでいるお家はCタイプなのですが…(笑)
しかし旅行でコンセントを使う場面といえば、大部分はホテルでスマホやカメラバッテリーの充電といったところではないでしょうか?
そのためSEタイプの変換プラグであれば十分と思われます。
さらにCタイプはSEタイプよりも口径が若干広いため、SEタイプのプラグであれば例えCタイプのコンセントであってもさせて使えます。
そのためSEタイプの変換プラグを買っておけば問題ありません。
ちなみに韓国だけじゃなくていろいろな国に行くんです!という旅好きな方は、全世界対応型という変換プラグをおすすめします。
こちらは何通りも組み立てができるようになっており、世界全てのコンセントタイプに1個で対応できるという優れものです。
まるで戦隊モノのロボットのようにいろいろな形状に変化させて使います。
価格は1,000円程するため、200円そこそこで購入できる1タイプのプラグに比べると高いですが、何個も買い揃えることを考えるとお得です。
こちらも機会があれば検討してみましょう。
電圧が合わなければ変圧器を
電化製品の電圧表示が100ボルトだけ、日本でしか使えないものであれば変圧器を用意しなければなりません。
家電量販店に行けば必ず、そして万が一買い忘れてしまった時でも空港のお店に行くと高確率で変圧器が販売されています。
物にもよりますが、価格は3,000円ほどからです。高いものでは5,000円を超えるものなどもあります。
何種類もあって値段が異なる、どれが良いかわからない!という時には店員さんに韓国で使うということを伝えて、適したものを選んでもらうと良いでしょう。
USBケーブルを使うという手も?
ドライヤーなどではほぼ役立たない手ですが、スマホの充電などはよく見るとコンセントの前にUSBケーブルがついているということがほとんどです。
そのためテレビのUSBポートにそのケーブルを差し込んで充電することも可能です。
ただし、テレビの種類によってはできないことももちろんあるので予備方法程度に考えておきましょう。
またコンセントもUSBがさせて、挿し口が多いものが1つあると便利かもしれません。
これらの方法は何人か一緒にホテルに泊まって、コンセントが足りない!といったときなどにのための案として念頭に置いておいてください!
最初から海外対応を買っておく
これから家電製品を買うかも…という方はあらかじめ海外対応の家電製品を買うというのも1つの手です。
昔は100ボルト対応のみという家電も多かったのですが、今では海外旅行が昔に比べてかなりハードルが低くなりつつあります。
さらに海外観光客の増加なども後押しして、海外対応の家電製品もかなり増えています。
ドライヤーなどでも海外対応とそうでないもので価格がかなり違うかといえば、それほどでもありません。
もし海外旅行に行くことが度々ある、といった場合にはあらかじめ海外対応の家電製品を購入しておくと便利です。
変圧器で余分な費用を出すことなく、ただ安価なプラグさえ用意すればオーケーなので、場合によってはおすすめです。
ちなみに海外対応のものは、使う地域によってスイッチなどで切り替えるものがほとんどです。
韓国に行った際、万が一そうしたスイッチを切り替え忘れてしまうと結局壊れてしまうので、十分にご注意ください!
コンセント問題を解決して素敵な旅を!
日本と韓国のコンセント事情についてご紹介しました。
近い国でありながら、電圧やコンセントの形など家電製品においては様々な違いがあります。
スマホの充電に関してはいまはiPhoneなど海外メーカーのものが主流、日本のものであっても世界対応がほとんどのため、変圧器はほぼ必要ありません。
必要になってくるとすれば、ドライヤーやヘアアイロンなどでしょう。
なのでまずは電圧をチェックして、そこから必要なものを買い揃えるのがおすすめです。
コンセント問題を解決して、韓国でも快適な時間を過ごしてくださいね!