アンニョンハセヨ!韓国在住のゆんです。
海外旅行が初めての人は特にどうしたらいいか分からない「液体」の荷物。
安全のために機内への液体の持ち込みのルールが厳しくなっています。
今回はそんなちょっと扱いが難しい機内へ持ち込む「液体」について詳しく解説していきたいと思います。
旅行前に一度確認して、セキュリティーチェックをスムーズに終えましょう!
目次
機内への液体物の持ち込み制限
海外旅行の際の「液体物」持ち込みには、細かいルールがあるのを知っていますか?
2007年からより安全に飛行機を運航するために、機内への液体物の持ち込みの制限がされるようになりました。
かといって完全に液体物を持ち込めないのではなく、ルールを守れば持ち込み可能なのでルールを1度確認してみましょう!
①液体物は100ml以下の容器にいれること
②全ての容器をジッパーのついた透明の袋に入れること
③ジッパーの袋は縦20cmx横20cmで容量1リットルまで
④ジッパーの袋は一人一つまで持ち込み可能
この4つのルールを守れば機内に持ち込むことができます。
注意点
②プラスチックの袋は自分で準備すること。空港内のコンビニなどでも購入できます。(自宅にあるジップロックなどで十分です)
③液体物の内容量が100ml以下であっても、100ml以下の容器に入っていない場合は持ち込めません。
④プラスティックの袋はマチがないものを準備していったほうがいいでしょう。(容量が1リットル以上になる可能性があるため)
液体物って例えば?これも液体物になる!
液体物といったら飲み物というイメージがあると思いますが、意外なものも液体物として扱われています。
お気に入りの物がまさかの機内持ち込みできなくて没収…なんてことが無いように事前にチェックが必要です!
漏れのないように、しっかり1つずつ確認しておきましょう。
漬物
海産物
フルーツの瓶詰め
缶詰
ヨーグルト
ゼリー
シャンプー類
歯磨き粉
ヘアクリーム
ヘアワックス
マスカラ
わさび
など
結構基準が厳しいですよね。液体というよりも水分を含むものは、液体物に分類されると考えておくとわかりやすいかもしれません。
女性であれば化粧品を持ち込むことがよくあるかと思いますが、化粧品の中にも液体物として扱われるものがよくありますので注意しましょう。
ここで紹介した以外にも液体物として扱われるものが多くあるので、こちらのサイトで自分の持ち込むものが液体物として扱われているのか事前に確認しておきましょう。
子連れ、医薬品を持ち込むとき
ここからは、赤ちゃん連れや機内で薬を飲まなければならない人必見の内容です。
赤ちゃんがいるママパパは必ずチェック!
赤ちゃんを連れて飛行機に乗るとなると、ミルクや離乳食など準備しなければならないですよね!
機内に液体はたくさん持ち込めないならミルクはどうしよう…と心配になるかと思いますがご安心を!
保安検査をするときに職員に「授乳用です」などと言えば、機内に持ち込むことができます。
例えば「ミルク用のお湯」「水」「離乳食」「ジュース」なども赤ちゃんにあげる用なら、持ち込むことができます。
私自身も0歳の娘と一緒に飛行機に乗りますが、日本の空港でも韓国の空港でも問題なく機内に持ち込むことができました。
ただしお湯や水の場合は一度開けてにおいを嗅いで確認されたこともあるので、その場で探す手間を省くために授乳グッズや離乳食などは一つにまとめておくとスムーズだと思います。
機内で薬を服用しないといけない人必見!
次に医薬品。どうしても機内で薬を飲まなければならないので、液体の薬を持ち込まないといけないという場合も職員に申し出れば持ち込むことができます。
私が航空会社で働いていたときにも、お薬の必要なお客さんが機内に持ち込んでいました。
もし持病ではなく体調が悪くて持ち込みたいという場合は、処方箋などを持っていくとスムーズかもしれませんね。
薬以外にも「コンタクト」や「保存液」「洗浄液」も持ち込めるので、コンタクトを使用している人は安心してください!
飛行機に飲み物を持っていきたいとき
保安検査前にペットボトルの飲み物は、処分しなければならないというイメージがあるかと思います。
もちろん保安検査前に買った飲み物を持ち込むことはできません。
ですがどうしても機内に飲み物を持ち込みたいという人は、保安検査後に出国エリアで購入してください。
機内で飲み物のサービスはありますが、自由に飲めるペットボトルも持ち込みたいという人はこの方法が最善でしょう。
注意
日本から韓国に行くだけなら問題ないですが、乗り換えの予定がある人はもう一度保安検査があります。
そこで再度、没収や処分されてしまうことがありますので注意してくださいね!
またペットボトルの飲み物だけでなく、免税店でお酒を買う場合も一緒。
韓国で乗り換えがある場合は、日本から韓国に行くときに免税店や機内でお酒を買ってしまうと韓国から第3国に行くときに保安検査で免税品でも容赦なく没収されます。
韓国から乗り換えがある人は、韓国から第3国に行く機内や韓国にある免税店で購入しましょう!
100ml以下の容器が家にないなら100均で購入!
ここまで機内に液体物を持ち込む際のルールを詳しく解説してきました。
100ml以下の容器に入れれば持ち込めるのはわかったけど、持ち込みたい液体の容器が100ml以上。
そんなときは、100均にある100ml以下の容器に移し替えて持ち込めばいいんです!
最近は100均にさまざまな種類の容器があって、簡単に手に入れることができます。
容器を入れるプラスティックの透明袋は100均でも購入できますが、家にあるジップロックなどで十分かと思います。
サイズは先ほど紹介したように縦20㎝x横20㎝、容量1リットルです。
袋にマチがあるタイプは1リットル以上入るとみなされてしまう場合があるので、念のためマチがない物を持っていきましょう。
クリアキャップボトル12㎖/3P
50ml入るボトル。化粧水やクレンジングオイルなどを入れるのに便利。
シースルーチューブ/100ml
クリーム状のものを入れるときには、このようなチューブ状のものが便利です。
化粧容器セット/4P
このようなセットになっているものも一つ購入してしまえば、とっても便利。
機内持ち込み関係なく、旅行に持って行くときのグッズとして買っておくと便利ですよね。
アトマイザー ローズ 11ml
香水などのフレグランス系の物をコンパクトにして持ち歩くのに便利なのが、このアトマイザーというアイテム。
大体の香水はもともとの容器が大きく、預け荷物にしても大きくてかさばります。
ですがこのアトマイザーに入れ替えたら、機内持ち込みも可能ですし、現地での観光中もバッグに入れて持ち歩けます!
便利なアイテムなので1つ持っておくといいかもしれません。
※ちなみにもともとの容器からアトマイザーに香水を移しいれる時には、香水などを移し替えるときに使う注射器が別に必要です。
もちろんこの注射器も100均で揃えられるので安心してください。
難しい「液体」の荷物もこれで安心!
初めての海外旅行の人は特に難しい液体の荷物。
ルールが改正されてから10年ほど経ちましたが、まだまだ詳しく知らない人も多くいますよね。
空港に行ってセキュリティーチェックのときに機内には持ち込めません…と言われて、その場で処分とならないように前もってここで紹介したことをチェックしてから空港に向かいましょう!