アンニョンハセヨ!韓国在住のゆんです。
海外旅行のことを考えるとわくわくしますが「言葉は通じるか」「治安はどうか」など、不安な面も少しありますよね。
韓国も日本と似ている部分はありますがやはり海外なので、韓国旅行が初めての人は特に不安に思う点も多いかと思います。
そこで今回は、韓国旅行初心者や女性が注意するポイントをまとめてみました。
是非参考にして楽しくて思い出に残る旅行にしてください!
目次
安全?危険?韓国の治安はどんな感じ?
韓国はお隣の国で日本から近いため、似ている点も多いイメージを持ちの方が多いのではないでしょうか。
まさにその通りで、治安に関しても日本と変わらないと思っていいでしょう。
私自身も韓国に住み始めて数年経ちますが日本と同じような感覚で、治安も日本とそう変わらないと感じています。
一つ違う点としては、北朝鮮といまだ「休戦状態」で戦争が起きない保証はないということ。
ですが休戦状態だからといって不安定ということはなく、韓国の社会は安定しています。
治安がいい日本でも夜遅く女性1人で出歩くのは危険ですよね?
このような基本的なことに気をつければ、韓国旅行をトラブルなく楽しむことができます!
韓国旅行初心者が注意すること!
①真夜中のタクシー
韓国ソウルは一晩中賑やかで人通りも多く、ついつい夜遅くまで遊んでしまいがち。
夜になってホテルに帰るときにタクシーを利用することがあるかもしれません。そんなときに気をつけたいのが「タクシーのぼったくり」。
全てのタクシーでぼったくりがあるということではありませんが、一部のタクシーでメーターを動かさないで高額な値段を提示してくることがあります。
もしメーターを動かしてなかったらメーターを指差して動かしてと言ったり、ぼったくりの被害にあってしまったらとりあえずレシートをもらって、車のナンバーを控えておきましょう。
ソウル市ではこのようなぼったくりタクシーの被害をなくす対策をしていて、不快な思いをしたりぼったくりがあった場合に申告ができます。
②スリや置き引き
韓国ではスリや置き引きのような被害はあまりありません。
ただし日本でもそうですが、観光地や繁華街など人の多い場所では自分の荷物は自分でしっかり守るということは基本。
荷物のみをどこかに置いたままにしたり、財布やスマホをズボンの後ろポケットに入れておくのも注意。
自分が取りやすいのであれば、他人も取りやすい場所だということを覚えておきましょう。
取られないようにするために、最低限の注意を払っておけば問題ないでしょう。
③ぼったくり
先ほどタクシーでのぼったくりの被害について説明しましたが、タクシーのぼったくだけでなくお店でのぼったくりもゼロではありません。
商品に値段が表示されているお店ならぼったくりのようなことはありませんが、東大門や南大門などの市場では基本的にお店の人に値段を聞くことが多いです。
お店の人に値段を聞いて、思ったより高いなと感じたら買わないこと。
全てのお店でぼったくられるというわけではありませんが、外国人観光客だからと高い値段を提示してくるお店もゼロではありませんので覚えておきましょう。
④押し売り
こちらも特に市場などでよくあることですが、韓国は店員さんがとっても積極的に営業をします。
悪意のないことがほとんどですが、中には断れない日本人の性格を利用して強引に物を売ろうとする店員もいます。
自分が欲しいものなら値段を交渉して購入することは問題ありませんが、必要のないものもしつこく押し付けてきた場合ははっきりと「No」と答えましょう。
曖昧な反応をしていると買ってくれると思ってしまう店員もいるので、ここははっきりと断ることが重要です。
⑤デモ活動には近寄らない
週末になると光化門広場や国会議事堂などで、よくデモ活動が行われます。
平和的にデモ活動が行われていて、周りに被害を与えるということはほとんどありません。
ですがデモ活動をしている場所にむやみに近づくと、思わぬ事故やトラブルに巻き込まれる可能性もあります。
デモ活動が行われていて、少し気になるなと思ってもなるべく近づかないようにしましょう。
⑥横断歩道の横断は注意
「経済協力開発機構(OECD)」加盟国の中で韓国の交通事故件数は残念ながら1位。年間の死者数は日本の約2倍だそう。
韓国に住んでいる私も週末に出かけると衝突事故の現場を一度は見るほどです。
日本に比べると荒い運転をする人が多いので、急に車が来る可能性もあると思って渡るときは慎重に渡りましょう。
⑦出店の食べ物は注意
市場などに行くと、出店に美味しそうな食べ物がたくさん並んでいます。
韓国に住んでいる私も時々利用するのですが、一つ注意したいのが食中毒。特に夏場は注意が必要です。
いつも食べないものを食べるとお腹の調子が悪くなる人もいるかと思いますので、何かあったときのために日本からお薬を準備しておくのも重要です。
⑧水道水は飲まない方がベター
韓国の水道水は飲まない方がベターです。
現地の韓国人たちも普段からミネラルウォーターや浄水器のお水を飲んで生活しています。
レストランに行っても浄水器が必ず設置されています。
ホテルでの歯磨きなどは水道水を使っても大丈夫ですが、気になる人はミネラルウォーターで磨くことをオススメします。
実際のところ私は飲み水は浄水器のお水で、歯磨きは水道水を使っていますがお腹を壊したことはありませんよ!
女性だけの旅行で注意することは?
①地下鉄での痴漢行為
地下鉄な痴漢行為は、韓国だけでなく日本でも問題ですよね。
地下鉄自体は日本の東京などに比べたらそんなに混んでいないですが、出勤時間や退勤時間は日本と同じように混雑しています。
韓国だからといって特別に注意することはありませんが、深夜に一人で利用したりするのは避けましょう。
②深夜の一人歩き
こちらも日本と同じような感覚で気をつければ問題ありません。
特に韓国ソウルは夜も人通りが多く賑やかなので、ついつい夜遅くまで遊びたくなってしまいます。
ですが女性だけで真夜中に街中を歩いたり、暗い裏路地を通るようなことは避けましょう。
③公衆トイレの利用
夜に街中の公衆トイレを女性一人で利用するのは日本と同じく危険です。
また韓国ではお店の中ではなくビルの中にある共同トイレを利用することがあるのですが、男女同じトイレを利用しなければならないこともあります。
男女共同トイレはなるべく使わないほうがベター。
近くにホテルやデパートなどの大型の建物がある場合は、そちらでお手洗いを借りて使うようにしましょう。
韓国で観光中に不快な思いをしたら?
韓国旅行で基本的なことを守っていたらトラブルに巻き込まれることはほぼないかと思います。
しかしタクシーのぼったくりなどは避けようと思っていても避けられないこと。
もしそのような不快な思いをした場合、海外観光客が申告できる苦情申告センターというものが韓国にはあります。
いやな思いをしたことを我慢せず、以下の苦情申告センターに遠慮なく連絡しましょう。
韓国観光公社観光苦情申告センター
電話 | 1330 |
---|---|
Web | https://www.touristcomplaint.or.kr/jp/intro |
韓国国内からであれば「1330」に電話すればOK。
日本から連絡するのであれば、国際電話よりメールが便利ですね。
日本語も可能ということなので、韓国語ができなくても安心して利用できます。
注意点を守って韓国旅行を楽しもう!
韓国は私たち日本人にとって海外ではありますが、日本にいるときと同様に基本的な注意点だけ守れば安心して旅行できる場所です。
海外旅行だからと注意することも大切ですが、せっかくの旅行なので楽しむことも重要です。
言語は違えども共通点も多いため初めての人でも問題なく楽しめますので、みなさんぜひたくさん韓国を訪れてください!