アンニョンハセヨ!韓国在住のゆんです。
韓流ブームが落ち着いてもまだまだ多くの日本人が訪れる人気観光地の韓国。そんな韓国の物価って意識したことってありますか?
私自身も観光で韓国に訪れていたときはあまり意識していなかったのですが、韓国に住んで3年を越した今、韓国の物価の上昇を実感しています。
今回は旅行だけでわからない韓国の物価について日本と比較して紹介していきたいと思います。
留学や仕事で韓国に住む予定のある人は特に物価については気になるかと思います。ぜひ参考にしてくださいね!
目次
まずは韓国の通貨を詳しく知ろう!
まずは韓国の物価を知る前に韓国の通貨を知っておくと理解しやすいかと思いますので、韓国の通貨を詳しくご紹介しますね!
韓国に一度行ったことがあれば、韓国の通貨の単位が「ウォン」であることはご存知かと思います。韓国語では「원(ウォン)」と表記します。
日本円を韓国ウォンに両替をすると、0が1つ増えるので特にはじめての人には不思議な感覚かと思います。
ざっくり言うとレートによって変わってはきますが、10ウォンが日本円では1円です。
0を1つ消して、そこに円をつけるとわかりやすいかと思います。
そして韓国のお金の種類は、紙幣と硬貨含めて7種類。
紙幣は「50,000ウォン」「10,000ウォン」「5,000ウォン」の4種類で、硬貨は「500ウォン」「100ウォン」「50ウォン」「10ウォン」。
主に流通している硬貨は10ウォンまでですが、少量ではありますが5ウォンや1ウォンも存在するのだとか。
韓国の物価って安いって聞くけど実際どうなの?
韓国に行けば免税店で日本よりも安くブランド品が買えるってイメージがありませんか?
少し前までは、日本と韓国の物価の差が結構あったので有名ブランドの商品などが免税店などで安く買えました。
実際日本よりも物価が安い韓国ではありますが、ここ数年は韓国の物価も上昇しています。
なので観光で韓国に行って、昔ほど安いと感じなくなっているのが現状です。
特に韓国は日本よりもスーパーなどでの食料品が高めなのですが、韓国に3年住んでいる筆者もスーパーなどで買い物をしていると物価の上昇を感じるほどです。
日本と韓国の物価を比較してみよう!
どんどん物価が上がってきていると言っても実際にどんなものが安いのか、高いのかって想像がつかないですよね。
ここからは、日本と韓国を比べて日本よりも韓国のほうが安いもの、高いものというように比較をしていきたいと思います。
日本より韓国のほうが安いもの
食費
韓国旅行に行くと必ず外食をするかと思いますが、高級レストランなどは除いて一般的なレストランなどで食事をすると日本と比べて比較的安いです。
とくに屋台やおばちゃんがやっているアットホームな食堂などにいくと、数百円でお腹いっぱい食事をすることができます。
日本だとなかなか数百円でお腹いっぱいにするのは大変ですよね。
ファッションアイテム
韓国と言えば、コスメに続いてファッションも人気かと思います。韓国に一度行くとわかりますが、プチプラファッションがたくさん。
プチプラといってもデザインは多様だし、生地などクオリティーもしっかりしているのが韓国ファッションの特徴。
とくに日本と比べて質がいいなと思うのが「靴下」。
1つ100円くらいで購入できるのに生地がしっかりしていて、筆者もよく日本の家族に買ってきて!と言われるほど。
また子供服も可愛くてプチプラなものが多いんです。日本では買えないような値段でとってもおしゃれな子供服を買えちゃいます!
おすすめは「南大門」。私もよく買いにいくのですが、基本1着1000円くらいです。
公共交通機関の運賃
韓国のバスや地下鉄などの公共交通機関の運賃は本当に安いです。
地下鉄の場合、初乗りが1250ウォン(交通カード利用時)。日本円で120円くらいで地下鉄に乗れちゃうんです。
日本の電車の感覚だと、ICカードに1000円をチャージしてもすぐに無くなりますよね。しかし韓国では結構持ちます(笑)
バスでもバスの種類によって運賃が変わってきますが、基本的に100円ちょっと。
また地下鉄からバスに乗り換えると割引をしてくれるなどのサービスもあるので、日本と比べると本当に安いです。
タクシー
とくに日本と比べて安いと有名なのが、タクシー。
日本の初乗りって地域によって違いますが、東京などの都心部だと700円以上かと思います。
韓国では、基本料金が3000ウォンです。(2019.2.16からは3800ウォンに変わります)
安心して乗れる模範タクシーでも基本料金が5000ウォンなので、日本と比べるととっても安いですよね。
韓国でもタクシーの基本料金が上昇傾向にはありますが、まだまだ日本に比べるとお財布に優しいですよね!
コスメ
韓国といったらコスメアイテムの種類が豊富、ブランドも多くあるといったイメージがあるかと思います。
種類が多いのはもちろん、コスメアイテムの価格も日本と比べるととってもお手頃価格。
私もよく購入していますが、マスクパックなどは1枚100円くらいで購入できてしまいます。
またイベントなどで1+1などがあると、1つ買えばもう一つ付いてくるということも。
韓国でコスメを買うと安いだけではなくて、おまけの試供品もたくさんくれるというところもお得に感じますよね。
日本より韓国のほうが高いもの
紙類
韓国に住んでいてとっても驚いたのが、トイレットペーパーなどの紙類が日本に比べて本当に高いことです。
日本だと12ロール入ったトイレットペーパーなら、300円から500円くらいで購入できるかと思います。
しかし韓国では、12ロールより少し量が多めのものだと普通に1000円超えます。
質がよくて、やわらかいトイレットペーパーだと2000円を超えるなんてことも。
日本人の感覚だと、トイレットペーパーに1000円・2000円を出すなんて考えられないですよね!
高いのはトイレットペーパーだけではありません。「キッチンペーパー」や「ティッシュ」「女性用生理用品」「子供用のおむつ」などは日本よりうんと高いです。
スーパーなどでオムツをみてみると、日本なら1500円くらいで買えるものが25000ウォンで売っていることもありました。
もちろんセール期間にはもっと安くなりますが、日本と比べると本当に高いなと感じます。
ジュース類
スーパーやコンビニで購入できるペットボトルのジュースも日本と比べて、韓国のほうが高いです。
例をあげるならばオレンジジュース。コンビニで買うならば日本は150円くらいで購入できますが、韓国では200円以上。
また日本のスーパーでコカコーラの1.5Lは、150円くらいですよね。しかし韓国のスーパーでは、260円くらいします。
旅行で韓国に行くと特に暑い季節にはコンビニなどでペットボトルのジュースを買う機会があるかと思います。
ほんとに驚くほど、日本より高いのでびっくりすると思います。
マックで物価を比較してみよう!
その国の物価を知るのには、マクドナルドのビックマックの値段を見るとわかるという話があります。
先ほど韓国は食費が安いと紹介しました。しかし韓国料理のお店は安めですが、日本食や外食チェーン店となると結構高め。
日本ではビックマックが単品で390円ですが、韓国では4500ウォン。日本よりもやや高めですよね。
これも韓国の特徴のひとつですが、韓国料理のお店以外は高め。
日本人にも馴染みのあるパスタをお店で食べようとすると、基本1000円以下では食べられません(笑)
韓国に住む前に韓国の物価を知っておこう!
日本と比べると全体的にはまだ日本のほうが物価が高めではありますが、食料品などは韓国のほうが高いものも多くあります。
韓国旅行をするときは分からなくても「留学」や「仕事」「結婚」などで韓国に住むようになったら、韓国の物価や何が安い・高いというのは知っておきたいですよね!
韓国にこれから住む予定のある人は、ぜひここで紹介した内容を参考にしてみてくださいね!