最近韓国で大きな問題となっている悪質ネットユーザーについてご存知でしょうか。
韓国の芸能人には悪質ユーザーによって被害を受けている人が多くいるのだそうです。
今回は韓国のアーティストであるソンミは、どのようにして悪質ネットユーザーたちを告訴することとなったのか詳しくまとめていきたいと思います。
目次
今回のニュースの概要
2019年10月24日にアーティストであるソンミの所属事務所は、警察署に虚偽事実の摘示、名誉毀損及び侮辱の疑いが明確な12人に対して告訴状を提出する
韓国で問題視される悪質コメント
今回ソンミが悪質なコメントをするネットユーザーたちを相手取って告訴しましたが、これはソンミに限った話ではなく韓国で大きな問題とされています。
このようなネット上で悪質なコメントの被害にあってしまうのは、芸能人やスポーツ選手などの有名人が多いのだそう。
実際に筆者も韓国のネットニュースなどのコメント欄で残酷なコメントや、口に出すのも嫌になる言葉を使ったコメントをしているネットユーザーを目にしたことがあります。
このような悪質なコメントをするネットユーザーによって心に傷を受けてしまったり、最悪の場合自ら命を落としてしまう芸能人もいるのが事実。
今まで多くの芸能人や有名人が被害に遭っているかと思いますが、今回ソンミが告訴をしたことは被害者たちにとってはもちろん、加害者たちにも大きな影響を与えるのではないかとされています。
ソンミが悪質なネットユーザーを告訴
ソンミの所属する事務所が悪質なネットユーザーたちを告訴したと、公式のコメントとしてこのように発表しました。
詳しい被害内容は発表されてはいないのですが、コメントからみるとソンミはこれまで名誉棄損にあたる悪意的な誹謗や根拠のないデマなどに悩まされていたのではないかと思われます。
これに対して所属事務所は独自のモニタリング、ファンたちの協力を得て告訴のための証拠資料を収集したのだそう。
また後ほど告訴に対する所属事務所の公式コメントをご紹介しますが、今回は善処なしの対応を行うということが発表されたことも注目されました。
問題に対する所属事務所のコメント
ここまで簡単に今回のニュースの概要をお伝えしてきましたが、ソンミの所属事務所が今回の告訴の件に対して詳しくコメントを発表していたのでご紹介します。
MAKE USエンターテインメントは2019年10月24日、松坡警察署にアーティストのソンミに対する虚偽事実の摘示、名誉毀損及び侮辱の疑いが明確な12人を相手取って告訴状を提出しました。
弊社は2019年8月9日、所属アーティストであるソンミのイメージ及び名誉を毀損する悪意のある誹謗や根拠のない虚偽事実をベースにした掲示物、及びコメントなどに対する法的対応を予告したことがあります。
『ミヤネ(ファンのこと)』のファンたちの積極的な協力と監視を通じて収集した証拠資料を元に、法律代理人を通じて第1次告訴状を提出しました。
これと共に弊社は告訴状提出と関連して、どのような合意や善処なしに民事・刑事上の法廷措置を取る予定であり、今後発生する被害事例についてもしかるべき代価を払うことができるよう強硬に対応する方針です。
第1次告訴状に続き第2次追加告訴も準備しており、刑事告訴の他に民事訴訟の措置も行う予定です。
アーティストソンミに愛情と応援を送ってくださるファンの方々に感謝の挨拶を伝え、弊社はこれからもアーティストの権益保護のために最善を尽くします。
このような努力が集まりもっと成熟して健全なインターネット文化が構築されるよう願います。ありがとうございます。」
コメントを見る限り、ソンミに多くの被害をもたらした悪質なネットユーザーに対して厳しく対応していくというのが伝わってきます。
ニュースに対する反応
最後に今回のニュースに対してファンたちはどのように反応しているのか、いくつかファンたちの反応を紹介していきたいと思います。
「今まで放置されてきたから今も多くの悪質コメントをするユーザーたちがいるんだと思う。今回の告訴で少しでも悪質なユーザーたちが居なくなってほしい。」
「よくぞ、勇気のある対応をしてくれた!」
「自分のストレス解消のために他人を残酷なコメントで傷つけるユーザーを許しちゃだめ」
このようなファンたちの反応がありました。
ソンミの対応に対する肯定的な反応がほとんどで悪質ユーザーたちを厳しく対処してほしいという人がほとんどでした。
まとめ
今回はソンミが被害を受けた悪質ネットユーザーたちを相手取って告訴をしたというニュースをお伝えしてきました。
今までも問題になっていた悪質コメントですが、今回の告訴によって少しでも減ることを願う限りです。