韓国旅行で気を付けたい時期？韓国の旧正月（ソルラル）について！

こんにちは、韓国留学中のあやです。

韓国で旅行を避けるべきとも言われるシーズン、そのうちの一つが旧正月（ソルナル）です。

旧正月は日本でいう「お正月」のこと。そのため旧正月も連休となり故郷に帰る人がほとんどなので、おやすみになるお店も多く存在しています。

せっかく行きたかったお店が旧正月は閉まっている！しかし飛行機やホテルは予約してしまった！

そんなときは韓国に着いたらどこに行けば良いでしょうか？今回はそんな旧正月の韓国旅行についてご紹介します。

韓国旅行で気をつけたいシーズン

韓国の連休シーズン

日本でもお正月やお盆、ゴールデンウィークなど様々な連休が存在しています。

最近では日本でもコンビニはもちろんのことデパートなどもほぼ営業しているため、連休だからといって特別困ると言う経験は少ないかもしれません。

しかしお隣の韓国を見ると少し事情が異なるようです。

韓国では2月の「旧正月（ソルナル）」、そして9月には「秋夕（チュソク）」という連休があります。

どちらも通常3日間あり、真ん中の日が当日と呼ばれています。日本で言うとお盆と同じようなイメージです。

当日に注意！

先ほどご紹介した通り旧正月も秋夕も真ん中の1日が当日となっており、この1日を休むというお店が数多く存在しています。

例えば今年2019年2月で言うと、2月5日が旧正月当日だったわけです。

この日の前後は営業していても、2月5日だけはお店を閉めるというところも多くありますので注意が必要です。

旧正月の韓国は楽しめない？

本当にどこもお店が開いていない？

ではもし旧正月に韓国旅行を組んでしまった！という人は、楽しい旅行を諦めなければいけないのでしょうか？

いいえ！そんなことはありません。

実は一部エリアや観光スポットは、こうしたカレンダーに関係なく営業しています。

もしかすると旧正月のため、いつもより人が少なくてスムーズに観光を楽しめるかもしれません。

韓国人たちはどこに行く？

では韓国の人たちは連休をどのようにして過ごすのでしょうか？

ほとんどの人々は地方への帰省をします。そのためソウル駅は大混雑！

特別用事がない限りはソウル駅を利用するのを避けたほうが無難でしょう。

また海外旅行に行く韓国人も沢山いるため、「仁川空港」「金浦空港」共に普段よりも混み合います。

なので出国に支障をきたさないために、早めに着いておくことをおすすめします。

旧正月は【免税店】で楽しむ

免税店はいつも通りオープン！

明洞などの繁華街に集中している免税店は、ほぼ年中無休です。そのため旧正月でも安心して買い物を楽しむことができます。

さらに確実ではありませんが、旧正月イベントなどが店舗によっては行われていることも！

ただ逆に旧正月でも開いていると言うこともあり、他の所に行けなかった観光客の皆さんが集まるため、場合によってはいつもより多くの人で賑わうこともあるようです。

신세계면세점 명동점（8~12F）

롯데면세점 명동본점（9~12F）

百貨店は当日休みが多い

免税店は年中無休のところが多いですが、免税店が入っている建物全体（百貨店）で見ると旧正月の当日、つまり連休の真ん中の日はお休みというところが多く存在します。

百貨店の免税店といえば、大体は上の数階のみなどフロアが分けられています。

そのため下の百貨店のフロアは閉まっていても、免税店への直通エレベーターなどで問題なく行けてしまうことがほとんどです。

百貨店の店舗自体を全て回るのができないのは残念ですが、旧正月当日ばかりは諦めるしかありません。

「百貨店で他ものものが見たい」「フードコートなどでご飯が食べたい」と言う方は、旧正月当日を避けて前後の日に行くのが良いでしょう。

旧正月は【代表的観光地】で楽しむ

観光地は旧正月関わらず賑わっている

明洞や弘大といったソウルの代表的な観光地は、実は旧正月でも店舗が開いていることが多く、賑わっています。

メインストリートに位置しており、いつでも人が多いオリーブヤング明洞本店。そのほかにも明洞付近のコスメショップ、飲食店はほぼほぼオープンしています。

さらにソウル旅行者にとってはおなじみのハーモニーマートや明洞マートといった、日本語OKのありがたいスーパーたちも旧正月関係なく営業しています。

弘大も同じでカカオフレンズのフラッグシップストアは年中無休、スタイルナンダの本店は旧正月の当日こそお休みですがその前後はオープンしています。

買い物などを楽しみたい時には「明洞」「弘大」あたりの、定番観光地に出かけると損することはないでしょう。

올리브영 명동본점

유가네 명동1호점

카카오프렌즈 홍대 플래그십스토어

스타일난다 홍대 플래그십 스토어

旧正月は【テーマパーク】で楽しむ

待ち時間なしで楽しめておすすめ！

ソウルの代表的なテーマパークといえばロッテワールド！さらに足を延ばすとエバーランドとあります。

実はこうしたテーマパークも年中無休のため、旧正月の韓国でも楽しめます。

ロッテワールドの方は室内と屋外に分かれているのが最大の特徴！雨の日、寒い日など天気が悪い時でも楽しむことができます。

特に旧正月といえば2月。韓国の一番寒い時ともいえます。室内で乗るバイキングなどはまた新鮮で面白い！

天井を突き抜けてしまうのでは？！という、今までにないスリルを楽しめます。

一方エバーランドはロッテワールドよりかなり敷地が広いです。

木でできた「ジェットコースター」「サファリパーク」などがあり、魅力的なアトラクションが揃っています。

京畿道になるため少し遠いのがネックですが、決して日帰りできない距離ではありません。

ソウル駅から30分ほど電車に乗り、강변（江辺駅）で5700番の高速バスに乗り換えれば行くことができます。

韓国の皆さんは旧正月になると地方へ里帰りするため、こうしたテーマパークもいつもに比べると人は少なめ。テーマパークで1日時間を潰すのもおすすめです。

롯데월드

에버랜드

旧正月は【イベント】で楽しむ

この時しか楽しめないイベント

日本ではなかなか見かけなくなってしまいましたが、お正月になると「凧揚げ」「コマ回し」「羽根つき」など伝統遊びをすることもあるかと思います。

こうしたお正月の遊びがあるのは韓国も同じ。

旧正月に韓屋村や古宮に行くと、こうした昔の遊びを体験できるイベントが行われていることもあります。

例えばソウルの中心地にある「南山コル韓屋マウル」では、旧正月に伝統遊びに触れ合えるイベントが行われています。

入場料はなんと無料！口コミでは参加せずみているだけでも楽しいとのこと。

さらに各地に残っている古宮に行くのもおすすめです。

一番有名な「景福宮」や世界遺産にも登録されている「昌徳宮」など、どれもソウルの中心地から近い場所にあるのでアクセスにも困りません。

韓国旅行ではショッピングやグルメなどに目が向きがちですが、こうした昔ながらの景色や建物に目を移し、ゆっくりと回って昔の文化に触れて見るのもおすすめです。

ぜひ昔ながらの韓国の風景に囲まれて、ゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか？

남산골한옥마을

창덕궁

旧正月も韓国旅行を満喫！

旧正月の韓国旅行でも楽しめるおすすめのスポットをまとめてご紹介しました。

旧正月は韓国旅行を避けるべきシーズンとして有名ですが、こうしてしっかりと見てみると旧正月だからこそ楽しめるイベントや場所なども多く存在しています。

小さな商店やご飯屋さんはほぼクローズしていると思った方が良いですが、大きな観光地や有名スポットは旧正月当日さえ外せば、ほぼオープンしていますのでご安心ください。

連休に被せて予約してしまった！といって無条件にキャンセルしず、今回ご紹介した中で気になるスポットがあれば旧正月や秋夕に行ってみてはいかがでしょうか？

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