こんにちは、韓国留学中のあやです。
韓国で人気の料理研究家ペクジョンウォンをご存知でしょうか?
ペクジョンウォンが番組でお店を褒めれば大繁盛、また自身が手がけるチェーン店はどれも大流行りです!
最近ではYouTubeチャンネルも開設し、勢いに乗りまくっています(笑)
今回はそのペクジョンウォンが考案した韓国ラーメンのアレンジレシピを厳選してご紹介します!
どれも簡単なレシピばかりなのに、いつも食べているラーメンがびっくり大変身!同じ味ばかりで飽きた…という方におすすめです!
目次
ミルクラーメン
「風味が香ばしくて、食べても顔がむくまない!」とペクジョンウォンが一押ししたのがこちらのミルクラーメン。
実際に食べた番組ゲストたちは
「牛乳を入れることでクリーミーになり、チーズラーメンよりも数倍美味しい」「牛乳をベースにすることに驚いたけど、意外に香ばしくて美味しい!さっぱりとした味でなんだか健康的!」「新感覚でスープもたくさん飲みたくなる」と大絶賛!
材料も簡略化すればラーメンと牛乳だけで非常に簡単。早速作り方を見ていきましょう!
材料(1人分)
- お好きな袋ラーメン・・・1袋
- 牛乳・・・紙コップ2カップ
- 唐辛子粉(お好みで)・・・少々
- 刻みネギ(お好みで)・・・少々
ミルクラーメンの作り方
- 水を適量沸かし、沸騰したら麺を入れます。
- 麺がほぐれたら茹で汁を捨てて、麺だけをフライパンに戻します。
- 冷えた牛乳を紙コップ2杯ほど麺の入っているフライパンに入れます。
- 付属のラーメンスープの素を加えます。
- 辛いものがお好きな方は唐辛子粉を少々入れます。(コショウで代用もOK)
- 刻んだネギをひとつまみ入れます。
- 混ぜながら一煮立ちさせれば完成です。
ここがポイント!
牛乳は温めたものではなく冷たいままのものを入れるのがおすすめです。冷たい牛乳を入れることで、麺がよりもちもちとした食感に仕上がります。
韓国のラーメンはスープが辛めのものが多いですが、牛乳を加えることでクリーミーな味に!辛いものが苦手な方にもおすすめできます。
冷やしラーメン
ラーメンといえば通常あたたかいスープといったイメージですが、次にご紹介するのは暑い夏にもぴったり!
ラーメンスープの素で作ったのに、本当に冷麺出汁を使ったような本格的な味が楽しめます。
韓国で定番のビビン冷麺とはまた一味違ったアレンジレシピ、早速作り方を見ていきましょう!
材料(1人分)
- 豆もやし・・・ひとつかみ分
- 玉ねぎ・・・4分の1
- お好みの袋ラーメン・・・1袋
- 濃口醤油・・・ティースプーン2杯(お好みで調節してください)
- 砂糖・・・ティースプーン2杯(お好みで調節してください)
- 食酢・・・ティースプーン2杯(お好みで調節してください)
- 水・・・1カップ
- 青唐辛子(お好みで)・・・2分の1本
冷やしラーメンの作り方
- 豆もやしをひとつかみ分用意し、玉ねぎは薄切りにします。
- ラーメンスープの素1袋に「濃口醤油」「砂糖」「食酢」を1対1対1の割合で入れます。そこに「冷水1カップ」を加えてよく混ぜます。味は好みで調節してください。(辛いものが好みの方は青唐辛子を輪切りにして入れます)
- スープとは別途で水を沸騰させます。水が沸騰したらそこに「麺」「かやく」「①で準備したもの」を加えて茹でます。
- 麺が茹で上がったら具材も含めて全てざるに取り、冷水で引き締めます。
- 麺たちを器に盛ります。スープに氷を入れて少しかき混ぜたら、器に注いで出来上がりです。
ここがポイント!
スープは最初は濃いめで作りますが、最後に氷を加えるためスープを作る際に加える水は1カップでOKです。
ただし氷を入れずに水だけで作る場合は、1カップ半入れてください。
またお好みではありますが、青唐辛子を少し入れるのがポイント。ピリッとした辛さが効いて、よりさっぱりと味わうことができますよ!
炭火味ちゃんぽんラーメン
日本でちゃんぽんといえば長崎ちゃんぽんが有名ですが、韓国でのちゃんぽんは主に海鮮ダシを使った真っ赤なスープが一般的です。
しかし海鮮ダシは作るのが面倒…そんな時にはラーメンスープと豚肉を使って、手軽に韓国式ちゃんぽんを作ってみましょう!
豚肉と野菜を最初にしっかりと炒めることで、炭火焼きのような香ばしい味を出すことができます。
辛いちゃんぽんは見慣れないかもしれませんが、食べればこれがくせになるかも?!
材料(4人〜5人分)
- お好みの袋ラーメン・・・5袋
- 白ネギ・・・1本
- キャベツ(白菜でも代用可)・・・250グラム
- 玉ねぎ・・・250グラム
- サラダ油・・・50グラム
- 粗挽き唐辛子粉・・・50グラム
- 濃口醤油・・・50グラム
- お湯・・・2,500ミリリットルほど(様子をみて調節してください)
- 豚の薄切り肉(しゃぶしゃぶ用など)・・・300グラム
炭火味ちゃんぽんラーメンの作り方
- 白ネギを輪切りにし、キャベツを食べやすい大きさに。また玉ねぎは薄切りにします。
- フライパンを熱し、サラダ油を入れます。油が温まったら「豚の薄切り肉」「白ネギ」「玉ねぎ」を加えて野菜はしんなりするまで、豚肉は色が変わるまで炒めます。
- ネギや玉ねぎに焦げ目がついて油がピチピチと言い始めたら、「キャベツ」と「濃口醤油」を加えて炒めます。
- 「唐辛子粉」を加えてさっと炒めたら、お湯を加えます。
- 「ラーメンスープの素」「かやく」「ラーメン」を加えて茹でます。麺が煮えたら器に盛って完成です。
ここがポイント
濃口醤油は少し焦げてもOKですが、唐辛子粉は焦がさないようにするのがポイント!
また玉ねぎと白ネギは少し焦げ目をつけると香ばしい味が出て、より美味しいちゃんぽんに仕上がります。
もし味が薄いという時にはチキンコンソメ、塩などを少し加えて味を調節しましょう。
豆もやしへジャンラーメン
最後にご紹介するのは豆もやしへジャンラーメンです。
ちなみにへジャンとは酔い覚ましスープのことで、韓国では豆もやしを使った酔い覚ましスープが一般的です。
今回紹介するものはへジャンスープにラーメンを加えたことでボリュームが増し、立派な1品料理に大変身!
お供にキムチを用意して食べるとなお美味しいです。ぜひ呑みすぎた次の日の食事にいかがでしょうか?
材料(1人分※スープは2人分)
- カタクチイワシの粉・・・ティースプーン大盛り2杯
- 干しスケトウダラのかしら・・・2つ
- 干しこんぶ(お好みで)・・・1枚半
- 干し椎茸・・・2個ほど
- 水・・・1リットル
- 玉ねぎ・・・2分の1個
- お好みの袋ラーメン・・・1袋
- 豆もやし・・・ふたつかみ分
- 卵・・・1個
- すりおろしにんにく(お好みで)・・・少々
- 刻みイカ(お好みで)・・・少々
- 刻みネギ(お好みで)・・・少々
- 唐辛子粉(お好みで)・・・少々
豆もやしへジャンラーメンの作り方
- 干しスケトウダラのかしらを濡れ布巾で少し拭き取ります。
- 鍋に水と「干しスケトウダラのかしら」「カタクチイワシの粉」「干しこんぶ」「干し椎茸」「半分に切った玉ねぎ」を入れて煮ます。ダシが出たら材料を全て取り除いて、スープだけを残します。
- スープを適量鍋に取り、ラーメンスープの素を半分ほど入れて煮立たせます。
- 煮立ったら麺を入れます。
- 麺が煮えたら豆もやしをトッピングし、好みで「すりおろしにんにく」「刻んだイカ」「刻みネギ」を入れます。
- 最後に卵を割り入れて、好みで唐辛子粉をトッピングすれば完成です。
ここがポイント
冷蔵保存していることも多いカタクチイワシの粉ですが、少し生臭い匂いを感じた時には、使う前に少し炒めておきましょう。
水分を飛ばすことで臭みも減り、より美味しいスープを作ることができます。
またもやしを最後の方でトッピングすることで、シャキシャキとした食感が味わえます!
ペクジョンウォンレシピをぜひお試しあれ!
韓国で大人気の料理人ペクジョンウォンのラーメンアレンジレシピをまとめてご紹介しました。
スープなどで少し凝った材料が必要なものもありますが、大部分は簡単にできるものばかりです。
いつも食べている韓国ラーメンをアレンジして楽しんでみてはいかがでしょうか?