アンニョンハセヨ!韓国在住のゆんです。皆さん、emsを利用したことありますか?
とくに留学に行く予定がある人や、海外に住む予定がある人などが多く使うかと思います。
私も韓国に住んでいますが日本に帰国した時には、日本から韓国に荷物を送るのによく利用しています。
そこで今回は、韓国にemsを送る場合の追跡や日数、送れないものまで詳しく解説していきたいと思います!
目次
EMSって何?
まず使ったことのない人や聞いたことのない人は、EMSって何?って思いますよね。
EMSとは「Express Mail Service」を略したもので、日本では「国際スピード郵便」とも言われています。
国際郵便には航空便や船便なとさまざまな種類がありますが、その中でも書類や荷物をスピーディーに配達してくれるサービスです。
EMSは日本だけにあるサービスではなく、万国郵便連合というところに加盟している国ならどこでも利用可能なサービスなのだそう。
日本では日本郵便がサービスを提供していて、韓国も郵便局がサービスを提供しています。
今回紹介する韓国以外にも多くの国に送ることができるEMSは、日本から韓国までなら早いと2-3日で届いてしまうとっても便利なサービスなんです。
取扱い可能な重さは「30kg」まで、送付可能な荷物の金額は「20万円」までとなっています。
EMSで荷物を送る方法
emsを送るには基本的に郵便局に行って送付状をもらって、その送付状を記入して荷物に貼り付けるだけです。
emsの送付状は、書類用と物品用の2種類あるので取り間違いにご注意を。
送付状を記入する際は、日本語ではなく英語。または送る国の言語で記入するのが基本ですので、こちらも注意しましょう。
記入する内容は、「名前」「住所」「電話番号」など基本的なもの。
自分の住所や送る相手の住所を英語にしておくと、スムーズに記入できるかと思います。
送付状の記入の仕方は、日本郵便のホームページに詳しく説明されています。
韓国に送るときの利用料金って?
30kgまでの荷物を送ることができますが、30kgともなると送料は26500円と結構なお値段。
早く到着するとはいえ、送料にこれだけの料金を払うのはなかなかためらうもの。そんな場合は、送料が少しリーズナブルな「船便」を使う方が多いです。
無条件に「早さ優先!」という人以外は、船便を候補に入れていみてはいかがでしょうか?
日本から韓国に送る場合のEMS料金についてはわかりやすく表にしてみました。
emsがいいのか船便がいいのか判断する際の判断材料にしてみてください。
重量 | 送料 |
---|---|
500gまで | 1,400円 |
600gまで | 1,540円 |
700gまで | 1,680円 |
800gまで | 1,820円 |
900gまで | 1,960円 |
1.0kgまで | 2,100円 |
2.0kgまで | 3,300円 |
3.0kgまで | 4,300円 |
4.0kgまで | 5,300円 |
5.0kgまで | 6,300円 |
6.0kgまで | 7,300円 |
7.0kgまで | 8,100円 |
8.0kgまで | 8,900円 |
9.0kgまで | 9,700円 |
10.0kgまで | 10,500円 |
20.0kgまで | 18,500円 |
30.0kgまで | 26,500円 |
今回は韓国に送る場合の料金を大まかに表にしました。
他の国に送る際の料金が知りたい人、もしくは韓国に送る人でもっと詳しい料金表を見たい方は日本郵便のサイトを参考にしてください。
韓国にどれくらいの日数で着くの?
emsの送料を詳しく説明してきました。ではemsで韓国に荷物を送る場合、どれくらいの日数がかかるのでしょうか?
日数については日本国内でも住んでいる都道府県によってお届けにかかる日数は変わってきます。
ここでは代表的な都市のみをピックアップして紹介します。
自分の住んでいるところから韓国までのお届け日数をしっかり把握したい方は、日本郵便のサイトで確認してください。
発送地 | 到着地 | 日数 |
北海道 | ソウル | 約3日 |
東京都 | ソウル | 約2日 |
東京都 | 釜山 | 約3日 |
大阪府 | ソウル | 約2日 |
大阪府 | 釜山 | 約3日 |
福岡県 | ソウル | 約2日 |
沖縄県 | ソウル | 約2日 |
このように見てみると、どんな都道府県でもだいたい2-3日を目安に到着するようです。
スピード便なので送料はもちろん高めですが、急いでいる場合にはとってもおすすめです。
追跡サービスもしっかりあって安心!
emsは少し送料は高めだけどスピードが速くてとっても便利なサービスです。ですがよりおすすめしたいポイントが「追跡サービス」がついていること。
荷物ひとつひとつにお問い合わせ番号という13桁の数字が付いており、このお問い合わせ番号で荷物が今どこにあるのかというのを確認することができるんです。
お問い合わせ番号は送り状に書かれており、この番号を日本郵便のサイトに入力して確認すればすぐに確認できます。
荷物がどこにあるのか、日本国内にあるのか、税関を通過したのかなど詳しく確認することができるので安心だしとっても便利ですよね!
お問い合わせ番号で荷物の場所を確認するのはこちらからチェックしてください。
EMSで韓国に送れないもの
荷物の準備を全てしてから、荷物の中に送れないものが混ざっていると分かったら大変ですよね?
そんな状況にならないために、前もって以下の表で確認しておきましょう!
大分類 | 中類 | 郵送できないものの例 |
---|---|---|
爆発物・危険物 | 火薬類 | 花火、クラッカー、弾薬 |
引火性液体 | ライター用燃料、ペイント類 | |
高圧ガス | 消火器、アクアラング、除塵スプレー、 携帯用濃縮酸素、ヘリウムガス、キャンプ用ガスコンロ、 カセットコンロ用ガス、ライター用補充ガス | |
可燃性物質 | マッチ、ライター | |
酸化性物質 | 漂白剤、過酸化剤、個人用小形酸素発生器 | |
毒物類 | クロロフォルム、加熱蒸散殺虫剤 | |
腐食性物質 | 水銀、バッテリー | |
放射性物質 | プルトニウム、ラジウム、ウラン、セシウム | |
麻薬類 | 麻薬および向精神剤 | |
生きた動物 | 生きた動物 | |
わいせつな物品 | わいせつまたは不道徳な物 |
一般的にも危険物や常識的に送れなさそうなものが多いので、なかなかここに載っているものを送る人はそんなに多くないかとは思います。
この中で一つだけ注意しておきたい、結構な人が荷物の中に入れてしまって引っかかってしまうものが「漂白剤」です。
日常的にも水回りの掃除などで使う漂白剤ですが、危険物に分類されて送れません。
韓国に住む予定があって、ハイターを送りたいからと荷物に入れてしまうと引っかかってしまうので注意してくださいね!
ちなみにハイターなどの漂白剤類は、飛行機に乗るときに預け荷物の中に入れていても引っかかります。
私が航空会社で勤務をしていたときもハイターが預け荷物の中に入っていて、廃棄してくださいと言われているお客さんが本当に多くいました。
せっかく買ったのに、捨てることになるのはもったいないので注意してくださいね!
休日もEMSを送れるの?
emsを送るときに平日に郵便局に行ければいいですが、平日は仕事などでなかなか行けない人といるかと思います。
郵便局は基本的に平日だけやっているというイメージがあるかと思いますが、場所によっては土日にも営業している場所もあるだそう。
どうしても週末にしかいけない!という人は、事前に自分の住む場所の近くに土日開いてる郵便局を調べてから行きましょう。
また後ほど紹介する「集荷」のサービスですが、土日に集荷に来てくれる郵便局もあるそうです。
お近くの郵便局の営業時間はこちらのページで確認できます。
とっても便利な「集荷」サービスを利用しよう!
集荷サービスとはEMSやその他のサービスを使うときに利用ができる、荷物を引き取りに来てくれるサービスです。
小さな子どもがいるなどで外出がなかなかできない人にもとっても便利ですよね!
申し込み方法は電話かウェブの2つ。どちらかの方法で予約をすると、郵便局員が自宅まで荷物を取りにきてくれます。
またこのサービスは無料なので、気軽に利用できますよ!
集荷をウェブで申し込むときは、こちらから登録をして申し込めるそうです!
emsをうまく利用して荷物を送ろう
韓国に留学する人や結婚や仕事などで韓国に住む人など、荷物を送る機会のある人は多くいるかと思います。
値段より日数と安全を優先したい方にはとってもおすすめなEMS。
初めて利用する人にはなかなか難しいかと思いますが、こちらで紹介した内容を参考にしてぜひ便利なemsを利用してみてくださいね!