アイドルグループのBlock Bメンバーであるパクキョンが、最近音源買占め問題について発言をしたことが話題となっています。
韓国でいま問題になっている音源買占めの問題とはなんなのか、またパクキョンが実名で公表した人は誰なのか詳しくまとめていきたいと思います。
目次
今回のニュースの概要
K-POPボーイズグループであるBlock Bのメンバーパクキョンが、自身のSNSを通じて歌手の実名を上げ「音源買い占め疑惑」を提起した。
Block Bのパクキョンとは?
名前 | パクキョン(박경) |
生年月日 | 1992年7月8日 |
身長 | 171cm |
体重 | 56kg |
血液型 | B型 |
担当 | ラップ |
パクキョンは2011年にデビューした7人グループBlock Bのメンバーのひとり。グループではラップを担当しています。
とても頭が良く、脳セク男子とも言われているのだとか。またファンへの対応が神対応だと言われていて、握手会ではダントツ列が長いことも特徴。
グループのリーダーであるジコとは小学校のころからの付き合いで、お互い離れられない存在として知られています。
パクキョンがアップした内容
11月10日にシングル「もう一度愛することができるなら(사랑을 한 번 할 수 있다면)」をリリースしたパクキョンが、自身のSNSで実際の歌手名を上げて「音源買い占め疑惑」を提起したことがニュースとなりました。
パクキョンが自身のSNSにアップしたのは11月24日で、パクキョンのあげた文章は以下のようなものでした。
「Vibe(バイブ)のように、ソンハイェのように、イムジェヒョンのように、ジョンサングンのように、チャンドクチョルのように、ファンインウクのように買い占めをしたい」
後ほど「音源買占め問題」については詳しくお伝えしますが、このSNSにアップした文章によってBlock Bのパクキョンは音源の買い占め疑惑に言及していると予想され、何名かの実名を上げているということにより波紋をよんでいるのだそう。
多くの歌手が音源の買い占め問題を批判しているとのことですが、今回のパクキョンのように実名で疑惑を提起するのは初めてで異例とされています。
音源買占めとはどういうこと?
パクキョンが問題として提起した「音源買占め疑惑」について調べてみたところ、以下のようなことがわかりました。
「音源サイトのチャート順位を上げるために大手芸能プロダクションやレコード会社などが専門のブローカーを雇い、一定金額のお金を支払ったのち、特定の音源を不当に購入したり音楽配信チャートで何度も再生する不正行為のこと」
パクキョンが実名で数名の名前を挙げた人々は、現在の音源チャートの上位圏を占めている歌手であることもわかっているそうです。
パクキョン以外にも音源買占めについて発言
今回パクキョンのSNSでの発言がニュースになりましたが、実はパクキョン以外にもこの音源買占め問題について発言している人がいるのだそう。
その人はラッパーのDinDin(ディンディン)。最近新曲をリリースしたラッパーのDinDinはSBSの「キムヨンチョルのパワーFM」にゲスト出演した際、「チャートがコンクリートだ。私の音源もまもなくチャートアウトになる」という発言をし、直接的な言葉ではありませんが間接的に音源買占め問題について発言したそうです。
相手側が法的対応って本当?
24日に実名を挙げてのSNSでの発言がありましたが、論議が大きくなるとパクキョンはその文を削除して謝罪したのだそう。
しかし25日になってVIBEとソンハイェなど、実名を記載された歌手たちが「買い占め疑惑は事実無根であり、名誉を毀損した」とし、法的に対応するという立場を明らかにしたのだそうです。
音源買占めが本当に行われたのかについてはわかりませんが、パクキョンによる実名を挙げての発言は名誉毀損となり法的対応されてしまうようです。
パクキョン側の公式コメント
最後にパクキョン側の公式のコメントがありましたので、以下ご紹介したいと思います。
本件の問題とは別に当社はパクキョンの所属事務所としてアーティストの立場を代弁し保護する義務があり、今後法的手続きが行われる場合は弁護人を選任して対応する予定です。
前回の公式立場を通して述べたように、本件によって実名で言及された方々とその関係者の皆様に不便をおかけした点、再びご理解をお願い申し上げます。
当社はパクキョンの実名言及により問題となる部分は、法的手続きに基づいてその過程に誠実に臨みます。ただし本件を機に誰もがお互いを疑うことになり、全員が被害者になってしまう現在の歌謡界音源チャート状況に関する噂が明かされることを願い、何よりも根本的な問題解決のための議論が行われることを願っています。
まとめ
今回はパクキョンの実名による音源買占め問題の発言についてのニュースをお伝えしてきました。
韓国の音楽界でのブラックな部分が見え隠れするこのニュースですが、今後この発言が韓国音楽業界にどのような影響を与えるのか気になるところです。