パラサイトのソンガンホ出演、是枝裕和監督が初めて韓国映画を演出

今回お伝えしていくニュースは、「万引き家族」や「そして父になる」などの映画で有名な是枝裕和監督が今回初の韓国映画を演出することが明らかになりました。

世界的に有名な是枝監督の次回作が韓国映画ということでどのような映画になるのか、キャストは誰なのかなど詳しくお伝えしていきます。

今回のニュースの概要

是枝裕和監督が初の韓国映画演出作「ブローカー（仮題）」を次回作として披露することが明らかになった。

是枝裕和監督が韓国映画を演出

世界的にも日本の巨匠として有名な是枝裕和監督が、初めて韓国映画を演出することになったことが明らかになりました。

韓国だけでなく日本でも大きな関心を示していて、日本のメディアでは「是枝裕和監督がアカデミーを襲った’パラサイト’のソンガンホとタッグを組む」と大きくメディアで報道されました。

また27日共同通信などの日本メディアは、是枝裕和監督が今回演出する韓国映画のタイトルは「ブローカー（仮題）」であるということも同時に報道しました。

今回の映画は是枝監督が昨年米国の俳優イーサン・ホークと、フランスの俳優カトリーヌ・ドヌーブ、ジュリエット・ビノシュとフランスにてフランス語と英語で撮影した映画「真実」に続き、2番目に母国である日本と離れて作る作品になりました。

是枝監督はこれに対して「言語と文化の違いを超えて、果たして何を伝え共有できるのか。 監督というものはどんな存在なのか、作品制作を通じてもっと深く模索してみたい」と話しました。

キャストには誰が出演するのか

是枝裕和監督が演出する「ブローカー」という映画ですが、日本と韓国のメディアによると「パラサイト」などに出演したソンガンホ、是枝監督と以前タッグを組んだ映画「空気人形」に出演したペドゥナ、そして「華麗なるリベンジ」などに出演したカンドンウォンなどが映画に出演することが明らかにされました。

また是枝監督は今回の映画のキャストについて以下のようにコメントをしています。

また今回の映画の投資配給ですが「監視者たち」「チョン·ウチ」「僕の妻のすべて」「私の愛、私のそばに」「最も普通の恋愛」などを制作したCJエンターテイメントが投資配給するということです。

映画「ブローカー」の内容

是枝裕和監督は、約5年前から国内のスタッフと共に長い間オリジナル脚本作品「ブローカー（仮題）」を構想してきたんだそうです。

映画「ブローカー」の内容ですが、子育てができない人が匿名で赤ちゃんを置いて行けるように作られた「ベビーボックス」をめぐり、関係を持つようになった人々の物語を描いた映画であるとのこと。

今回の作品について是枝裕和監督は「ソンガンホ氏、カンドンウォン氏、ペドゥナ氏3人のキャストをはじめ、私が尊敬する韓国の俳優とスタッフの力を借りて撮影することになった。 頭の中で3人の名俳優を動かしながら脚本作業をしているところの今、私の心が一番ときめく。 このときめきを皆さんと共有できるようスリルがあり、心がチクチクし、切ない映画を作りたい」と伝えました。

クランクインはいつ？

是枝監督初の韓国映画「ブローカー」ですが、クランクインがいつなのか気になりますよね！

韓国のメディアによると、現在シナリオの制作段階で来年にクランクインする予定であるとのことでした。

世界的に流行する新型コロナウイルスの影響でなかなか以前のようには撮影が進まなそうですが、来年あたりにはクランクインの知らせが聞けそうです。

今回のニュースに対する反応

最後に今回の是枝監督が初の韓国映画に挑戦するというニュースに対して、ネットやファンたちはどのような反応をしているのかいくつかご紹介したいと思います。

このようなネットやファンの反応がありました。

是枝監督の初の韓国映画ということもあって是枝監督ファンも韓国映画ファンも多くの人から期待されているようです。

まとめ

今回は日本を代表する映画監督である是枝裕和監督が韓国映画を演出するというニュースをお伝えしてきました。

クランクインが来年ということなので映画の公開は少し先になりそうですが、是枝裕和監督の映画楽しみにしたいですね！