去年の10月25歳という若さで亡くなったソルリ。
ソルリが亡くなってからもうすぐ1年が経とうとしていますが、今回ある韓国のドキュメンタリー番組にソルリの母親が出演し、ソルリに関する誤解や真実、母親から見たソルリの生涯について語りました。
初めてカメラの前に立ったソルリの母親がどのようなことを語ったのか、詳しくお伝えしていきます。
目次
今回のニュースの概要
9月10日に韓国MBCで放送されたドキュメンタリー番組「DOCUFLEX」で、25歳という若さで亡くなったソルリの生涯についてソルリの母親が語った。
故ソルリについて語られる
25歳という若さで亡くなった歌手ソルリの生涯について彼女の母親によって語られ、ソルリをめぐる新たな事実も明らかになりました。
ソルリの生涯について彼女の母親が語ったのはある韓国のドキュメンタリー番組でのこと。
9月10日に放送されたMBCのドキュメンタリー番組「DOCUFLEX」。その番組で「ソルリがなぜ不快だったんですか?」編として、ソルリの母親が番組で初めて娘に関する話を打ち明けました。
ソルリの母親は番組内でソルリの子供時代から、ラッパーチェザとの熱愛に対する家族の反応、娘の最後の瞬間などを思い浮かべながら涙を流しながら語っていました。
番組内で語られた内容とは?
ソルリの子供時代
ソルリが7歳の時に離婚し、経済的に余裕がなかったため、幼稚園に通わせるお金で演技学校に通わせた。
6カ月ほど経ち、経費がかさんで諦めようとした時、ソルリが涙を流しながら「もっと学びたい」と話した。 そして1カ月後、ドラマ「ソドンヨ」で善花姫の子役に抜擢された。
娘が学校と厳しい練習生生活を並行しながら地道に子役の演技者として活動したが、他の子供たちと比べて身長が高かったため、演技の役割に困難を感じてアイドル歌手としてデビューすることになった。
ソルリの熱愛
熱愛説が流れるまでは幸せだった。13歳年上のチェザと熱愛説が流れたが、写真を見ても誤報だと思った。
またソルリは急に13歳年上のボーイフレンドに会ってから、対話やお酒の文化が変わった。
私が(チェさんとの恋愛を)反対したらソルリはとても寂しがり、怒った。その後ソルリは経済的に独立を宣言し、これをきっかけに母親と「断絶状態」に入った。
自殺未遂について
2016年に会社から連絡があった。 手首を切ったそう。救急室に行ってもうすぐ記事が出るから驚かないようにと連絡をしてきた。
病院に行くこともできず、家で1週間泣いた。おそらくあがきだったと思う。 すべてが不安だっただろう。愛する彼氏は去ったようで母はそばにいないし、耐えられなかっただろう。
ソルリの病気
ソルリの家には薬の入った袋が多すぎた。 舞台が恐怖でパニック障害とうつ病になった。どれほど寂しかったか今になって分かったというのが後悔している。
ソルリの最期
ソルリが自殺したという電話を受けた。いつも一人でその家に住んでいたのに、最後にソルリがその家から一人で出るのは許せないと言った。
私が行って私が手を握って連れてくると言ってソルリの家に行った。2階の部屋に一人でいたソルリ。
手も触って、顔も触って、1時間は脚枕をして座っていた。つま先まで触ってあげればよかった。最後の挨拶も全部できなかったのではないかと後悔が残る。 あまりにも遅くなって申し訳ないと。
わたしがソルリと過ごせなかった時間について、あの時にまた戻ってくれたらと思う。
まとめ
ソルリの極端な賛辞や非難にまみれた彼女の生涯について、母親から直接話をするというのはなかなか無いのではないでしょうか。
25歳という若さで自ら命をたったソルリの人生は、言葉一つで表すのは難しいほど大変な人生だったと思います。
ドキュメンタリー番組を制作した関係者も語っていますが、ソルリを商品として消費していたメディア、悪質なコメントで翻弄していたネットユーザー、そしてそれを傍観していた私たちがこの番組を見ることによってどんな答えを出すことができるのでしょうか。
この番組内で語られたことを受けて私たちは二度と同じような被害者が出ないように一度しっかりと考える必要があると感じました。