集団による性的暴行および違法撮影などの容疑で裁判になっていたチョンジュニョンのカカオトークグループチャット事件ですが、チョンジュニョンとチェジョンフンの実刑が確定したとのことです。
今回二人がどのような刑を受けることになるのかなど詳しくお伝えしていきます。
目次
今回のニュースの概要
チョンジュニョンのグループチャットによって性犯罪が発覚し、裁判にかけられた歌手チョンジュニョンとチェジョンフンの最終的な量刑が決定した。
1年半ぶりに実刑が確定
カカオトークグループチャットで集団による性的暴行および違法撮影などの容疑で裁判とになっていた歌手チョンジュニョンと元FTISLANDのチェジョンフンの実刑判決が確定しました。
24日午前最高裁判所は「性的暴力犯罪の処罰などに関する特例法」違反(特殊水準強姦)などの容疑で拘束されたチョンジュンニョンとチェジョンフンに対する上告審で、それぞれ懲役5年6ヶ月と懲役2年6ヶ月を言い渡し刑を確定させました。
ソウル高裁は「一審判決は特殊準強姦(ごうかん)罪強制わいせつ罪などに関する法理を誤解した違法はない」として、上告をすべて棄却。
一緒に起訴されたクラブ「バーニングサン」のキム被告と会社員のクォン被告に対してはそれぞれ懲役4年、元芸能事務所職員のホ被告に対しては懲役8ヵ月、執行猶予2年を言い渡したとのことです。
チョンジュニョンが起こした事件
チョンジュンニョンは今回懲役5年6ヶ月という実刑を受けることになりましたが、チョンジュニョンは2015年末から相手の同意なしに撮影したものと見られる性関係の動画や写真などを11回にわたり芸能人が参加したカカオトーク団体チャットルームに転送するなどといった罪にも問われました。
また2016年1月にカンウォンドのホンチョン、2016年3月にテグで酒に酔った女性に集団で性的暴行を加えたという容疑で逮捕されていました。
このチョンジュニョンとチェジョンフンによる性犯罪は、歌手のスンリが中心人物として選ばれた「クラブバーニングサンゲート」の調査で明らかになりました。
裁判の内容は?
裁判の過程でチョンジュンニョンとチェジョンフンは、一部の公訴事実については「合意された性関係だった」と容疑を否認していました。
2019年11月1審判決の時は実刑が言い渡されるとチョンジュンニョンは目頭を赤くし、チェジョンフンは号泣したというニュースもありました。
1審では「被告人の年齢は高くないが好奇心でいたずらをしたとするには犯行があまりにも重大で深刻なため、厳重処罰が避けられない」としてチョンジュニョンに懲役6年、チェジョンフンに懲役5年を言い渡していました。
しかし控訴審を通じてチョンジュンニョンとチェジョンフンの刑量はそれぞれ5年と2年6ヶ月に減刑されました。
2審では「チョンジュンヨンが真摯に反省している点などを考慮した」としてこのように量刑を低め、チェジョンフンは「真の反省要件は足りないが、チョンジュンニョンと違って被害者と合意した点などを減刑理由とした」と説明しました。
判決を不服として大法院(日本の最高裁判所に相当)で最後の判決を受けたチョンジュンニョンたちは、今回の重刑が言い渡されることになりました。
今回のニュースに対する反応
最後に今回のチョンジュニョンとチェジョンフンのニュースに対する反応をいくつかご紹介したいと思います。
「被害者からしてみたらこんな刑では納得いかないでしょうね。」
「チョンジュニョンもチェジョンフンも実刑かなと思ってたけどやっぱり。でもこんな犯罪を起こしておいて懲役5年6ヶ月と懲役2年6ヶ月なんて軽いと思う。」
「二人の実刑は当たり前だと思う。本当に情けない。」
「チョンジュニョン、治らないだろうな。更生プログラムではこの性犯罪にかかわる性癖は無理な気がする。心の問題でなくて脳の問題。脳外科の分野だよね。」
このようなネット上での反応がありました。
ほとんどの人たちが「実刑は当たり前」という反応が多く、中には「起こした事件に対して刑が軽すぎるのではないか」という厳しい意見もありました。
まとめ
今回はチョンジュニョンとチェジョンフンが起こした事件の判決が確定したというニュースを詳しくお伝えしてきました。
個人的にとても衝撃的な事件でしたし、多くの方もショックを受けた事件だったのではないでしょうか。
実刑に関してはいろんなことを言われていますが、しっかりと罪を償いながら治療を受けて、二度とこのような事件を起こさないようにしてもらいたいものです。