看護師を性的対象として卑下したとBLACK PINKのMVが議論に

世界的に人気のKPOPアイドルグループであるBLACKPINKが先日、新曲とともにMVも公開されたのですが、そのMV中の1部の描写で「看護師を性的対象として描いた」として批判の声があがってしまいました。

なぜ今回BLACKPINKのMVがそのように批判の対象となってしまったのかMVの内容も含めて詳しくお伝えしていきます。

今回のニュースの概要

BLACKPINKの新曲「Lovesick Girls」のMVについて、全国保健医療産業労働組合が「明らかに看護師を性的対象化している」と批判した。

BLACKPINKの新曲のMVに対して批判?

出典:facebook.com

BLACKPINKの新曲「Lovesick Girls」のミュージックビデオについて、韓国の全国保健医療産業労働組合が「看護師を明らかに性的対象化している」と批判しました。

公開から3日目ににしてYouTubeの再生回数が1億回を突破したBLACKPINKの新曲「Lovesick Girls」。

多くの人にとても注目されていた新曲であるので、ファンはこのニュースを聞いて驚いたのではないでしょうか。

MVを批判した全国保健医療産業労働組合

全国保健医療産業労働組合は5日、BLACKPINKの新曲「Lovesick Girls」のミュージックビデオについて「ヘアキャップ、タイトで短いスカート、ハイヒールなど、現在の看護師の服装ととてもかけ離れた服装は典型的な性的なイメージをそのまま踏襲した服装と演出」と指摘しました。

また「看護師は保健医療労働者であり専門医療人であるにもかかわらず、当該職業に従事する人に女性が多いという理由だけで性的対象化にさらされ、専門性が疑われる卑下的描写をされてしまった」と指摘。

続いて「これを改善するために看護婦たちが長い間闘争してきたにもかかわらず、YGエンターテインメントはBLACKPINKのミュージックビデオで看護師を性的対象化して登場させた」と非難しました。

また保健医療労組は「大衆文化がゆがめられた看護師のイメージを繰り返している」とし、「これにより看護師が病院労働者の中で最も高い割合で性暴力にさらされる状況がさらに悪化する」「女性と看護師に対する性的対象化と性商品化に断固反対する」とし「YGエンターテインメントの責任ある対処を促す」とまで指摘し、所属事務所に対して対応するように求めていました。

SNSでの反応

出典:https://blog.naver.com

2日に公開されたBLACKPINKの新曲「Lovesick Girls」のミュージックビデオですが、韓国の全国保健医療産業労働組合に批判されただけでなく、SNS上でも議論を呼んでいます。

ネットユーザーたちは「看護師はコスチュームではない」「Stop_Sexualizing_Nurses#nurse_is_profession」などのハッシュタグを通じて、看護師の性的対象化と性商品化に対する反対の声をあげています。

全国保健医療産業労働組合の立場

出典:https://blog.naver.com

BLACKPINKの新曲である「Lovesick Girls」のミュージックビデオを批判した保健医療労組ですが、詳しくどのような部分に批判の声を上げているのか以下のように発表しています。

◯10月2日に公開されたYGエンターテインメントのBLACKPINKの新曲「Lovesick Girls」のMVで、メンバーのうち1人が看護師の服装をした場面が登場した。 ヘアキャップ、タイトで短いスカート、ハイヒールなど現在の看護婦の服装とは深刻にかけ離れていたが、「コスチューム」という言い訳の下、従来の典型的な性的コードをそのまま踏襲した服装と演出だった。

◯ 看護師は保健医療労働者であり専門医療者であるにもかかわらず、該当職業に従事する性別に女性が多いという理由だけで、性的対象化と専門性が疑われる卑下的な描写をされてしまった。
これを改善するために看護師らが長期間闘争してきたにも関わらず、いつにも増して女性人権を巡る議論が活発に行われている2020年、YGエンターテインメントはBLACKPINKのプロモーションビデオで看護師を性的対象化して登場させた。 このプロモーションビデオは公開から3日間で、1億近いビューを記録した。

◯ メディアの中ではない病院の現場で、看護師たちは「新型コロナウイルス」最前線で感染の脅威を冒しながら、国民の生命と安全のために孤軍奮闘している。
看護師を英雄視する雰囲気あったが、裏では依然として看護師を「おい」「お嬢さん」といった呼称で呼び、入院ストレスを解消するなど様々なパワハラ対象にしている。
また看護師たちは病院労働者の中で最も高い割合で性暴力にさらされている。
大衆文化が歪曲された看護婦のイメージを繰り返せば繰り返すほど、このような状況はさらに悪化するだけだ。

◯ ミュージックビデオが公開された後、snsでは「#看護師はコスチュームではない#Stop_Sexualizing_Nurses#nurse_is_profession」のようなハッシュタグが登場した。オンライン空間に限られた少数の声だと片付けるには、看護師をはじめとする主に女性が従事する職業に対する性的対象化の歴史はあまりにも古い。

◯ 保健医療労組は女性と看護師に対する性的対象化と性商品化に断固反対し、BLACKPINKの新曲が各種グローバルチャート上位にランクされている今、その人気と影響力にふさわしいYGエンターテインメントの責任ある取り組みを促す。

このような立場を明らかにしています。

実際に新曲のミュージックビデオを見ていればどのような雰囲気がわかるかと思いますが、たしかに毎日新型コロナウイルスなどの影響で大変な思いをされている看護師たちにとっては、気分のよいミュージックビデオではなかったのではないでしょうか。

所属事務所のコメント

出典:https://m.post.naver.com

このように所属アイドルの新曲ミュージックビデオに対してさまざまな批判がある中、所属事務所であるYGエンターテイメントは以下のようにコメントを残していました。

「「Lovesick Girls」のミュージックビデオの中で看護婦と患者が出る場面は歌の歌詞「No doctor could help when I’m lovesick」を反映した。特定の意図は全くなかったが、歪曲された視線が降り注ぐことに懸念を表する。

ミュージックビデオも一つの独立芸術ジャンルとして見ることをお願いし、各場面は音楽を表現したこと以上に何の意図もなかったことを理解していただけるとありがたい。制作陣は該当場面の編集に関して深く悩み議論中だ。」

今回のニュースに対する反応は?

出典:https://poromi-free.net

最後に今回の衝撃的なニュースにたいしてネットではどのような反応があるのかいくつかご紹介したいと思います。

「あんなチョロっとだけのシーンが問題になるのなら、椎名林檎さんの「本能」は大炎上だな。」

「これすごく興味深い論争で、BLACKPINKカッコ良くて好きなんだけど確かにこの姿に日本でも「性癖」的好みだという言葉が散見されていた。こういう声を上げる強さが韓国は本当にすごい。」

「BLACKPINKのLovesick GirlsのMVでセクシーな看護師の衣装と赤いハイヒールを履いていて看護師を性的対象と描いたと炎上してるらしいけど、自分は全然そういう風には思わないのだが?」

このような反応がありました。

MVを見ていてあまり気分が良くなかったという人もいるなかで、そこまで気にならなかったという人もいて本当に意見はさまざまでした。

まとめ

今回は人気アイドルグループBLACKPINKの新曲MVの内容の批判に関するニュースをお伝えしてきました。

難しい問題かとは思いますが、現場で働く看護師の方たちが見て気分の悪いようなものでないことを願いたいです。

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ゆん
大学の時に韓国語を本格的に勉強し始め、卒業後、韓国の航空会社に就職し、日本語と韓国語を使いながら働く。 日本語教師をボランティアでしていた時に出会った韓国人と交際を始め、韓国旅行を20回以上経験。現在は、そのボランティアで出会った現在の夫と結婚し、韓国に移住。韓国では、空港の観光案内所で観光案内員として勤務し、出産を機に退職。現在は、韓国語の勉強をしながら、夫と娘の3人で韓国ライフを満喫中。

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